個人開発者のKofi-S氏が手がける肉殴りクリッカーゲーム『Meat Beating: The Second Coming』が6月15日にPC(Steam)へ向けリリースされると6月3日(金)、ストアページの開設を通じて明らかになった。
本作は、2021年に発売された『Meat Beating: No More Horny』の続編タイトル。霧が立ち込める薄暗い森のなかで孤独に生肉をひたすら殴り続ける前作とは打って代わり、今作では明るい開放的な雰囲気の森が舞台となっているのが特徴だ。肉の色も鮮やかになり、より赤みが増している。
さらに前作のトレイラーでは、語りかけてくる肉の声はエコーのかかった野太い低音ボイスとなっていたが、本作では艶やかなささやき声へと変化を遂げている模様だ。
『Meat Beating: No More Horny』は肉を殴ることでスコアを増やしていきながらも、ときおり表示される「STOP」の指示にも従わなければならないというルールとなっていた。この指示を見逃し誤ったタイミングで殴ってしまうとゲームオーバーとなり記録はリセットされてしまうわけだが、作中に実装されているランキング機能では執筆時点で8名もの猛者が「100万回」を超えるスコアをたたき出しているのが確認されている。
また今作では、新たに「ノーマル(Normal)」、「スピーディー(Speedy)」、「忍耐(Endurance)」の3種のゲームモードが加わるとのこと。ランキング機能も引き続き実装されるため、これまで肉を殴って来た者もこれから挑むという者も、気分を入れ替えて肉殴りに没頭することが可能だ。
『Meat Beating: The Second Coming』の販売価格は明かされておらず、言語は英語のみに対応。なお肉を殴る際に「いかがわしい語り声が聞こえてくる」という理由から、本作の対象年齢は前作と同じく「12歳以上」となっている。