デベロッパーのWales Interactiveは6月6日、最大4人プレイ対応のCo-opサバイバルホラー『Sker Ritual』のPC向け体験版を、日本時間6月14日午前3時から21日午前3時まで配信すると発表した。
体験版を配信するプラットフォームはSteamで、製品版はPS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、PC(Steam)向けに2023年第1四半期に発売予定だ。本作のテキストは日本語に対応する。
『Sker Ritual』は本作と同じくWales Interactiveが開発する一人称のサバイバルホラー『Maid of Sker』の精神的続編となるラウンド制のサバイバルシューティングゲームだ。
前作に続いて本作は、エリザベス・ウィリアムズという若い女性駆け落ちに失敗し、父親に監禁され苦悶のうちに死んだというウェールズに伝わる伝承を原作としており、本作では館ではなく「sker島」が舞台となる。
プレイヤーは最大4人で協力しながら、音に反応して襲い来る不気味な敵キャラクター「Quiet Ones」と戦い、マップを突き進むことがゲームの主軸であることから、ゲームの形式は『Left 4 Dead』シリーズに近いものとなるだろう。
いっぽうで、ストアページにて『Maid of Sker』、『Battlefield 1』 、『 Total War: Rome II』を「陰で支えた文才」と紹介されるスタッフが本作のストーリーを手がけており、戦闘や視覚的な要素のみならず物語にも力をいれているようだ。
ゲーム内では各マップに配置される「笑う警察官の駐在所」で銃、弾薬、などを獲得できる。また、同施設にて各プレイヤーが所持するスチームパンク風の武器を強化することも可能だという。
また、敵を倒すとしばしば「ミラクルドロップ」と呼ばれるアイテムが獲得できる。ミラクルドロップを使用することで、射撃力、グレネードでのダメージといったステータスの強化が行える。ステータスの強化以外にも、ケルト族の神をモチーフとした強力な攻撃「アルティメット」の発動に使用できる。
このほかに、プレイヤーが着用するマスクはホラーや民話、ゾンビ、SFなどさまざまなモチーフのデザインが用意されており、プレイヤーキャラクターは個性的なヤジを飛ばせるという。マスクや個性的なヤジはゲームプレイに直接影響を与えるかは不明だが、協力プレイをより賑やかにしてくれるだろう。
ゲームをソロ以外でプレイする際に4人集めるハードルはあるが、本作の公式ディスコードサーバーではプレイヤーを募集することができるため、一緒に遊ぶプレイヤーを探したい場合は活用されたい。
興味がある読者は『Sker Ritual』をウィッシュリストに登録し、6月14日より配信を開始する体験版で遊んでみよう。