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プレイヤーと協力しながら文明の再建を目指すゲーム『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』発表。ネオ・ソビエト連邦など独自の設定を持った異色作が復活

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 Q-Gamesは、ソーシャルアクションゲーム『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』を今年後半に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS5とPS4となっており、従来の課金要素を撤廃し買い切り型になるとのこと。

 本作の元となった『トゥモロー チルドレン』は、キュー・ゲームスとSCEジャパンスタジオ(当時)が開発。全人類の意識を共有しようとする実験の失敗によって生まれた白い物体「ボイド」によって、ありとあらゆるものが消失した世界を舞台に展開される、基本プレイ無料のタイトルだ。

 作中でプレイヤーは、この世界で生き残ったわずかな人類が開発した少女型の生命体「プロジェクションクローン」を操り、ほかのプレイヤーと協力しながら文明の再建を目指すことが目的だ。また、この世界にはボイドによって生み出されてしまった巨大獣イズベルクが存在しており、その襲来から街を守る要素もある。

 「ネオ・ソビエト連邦」と呼ばれる国家を物語の発端とする狂気をはらんだ世界設定や、大規模な協力型のマルチプレイが特徴でかつてはプレイ時間が数百時間に達するコアなプレイヤーもいるほど中毒性の高い作品であったが、サービス開始から約1年2ヶ月後の2017年11月にサービスが終了してしまいプレイできない状態が続いていた。

『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』発表_001
『トゥモロー チルドレン フェニックス エディション』発表_002

 そんな中、去年末に販売権をキュー・ゲームスへ譲渡する契約をソニー・インタラクティブエンタテインメントが結んだ。再リリースの期待がかかる中、ついに発売の目処が立ち、多くのファンは当時その復活を喜んだ。

 『トゥモローチルドレン フェニックス エディション』はオリジナル版と比べて新鮮な体験となるように、努力を重ねてきたらしく、初めてのプレイヤーが遊びやすいように導入部分の改良を重ねられているという。

 新しい島やアイテム、新たな遊びがたくさん追加され、他のプレイヤーと一緒に行動する機会が増え、オリジナルの島をいろいろな方法で探索できるようになった上、町の建設もこれまで以上に自由にコントロールできるとのこと。

 ついに復活を迎えた、カルト的人気作『トゥモローチルドレン』。発売まであと少しなので期待して待ちたい。

ライター
『プリパラ』、『妖怪ウォッチ』ありがとう。黙々とゲームに没頭する日々。こっそりと同人ゲーム、同人誌を作っています。ネオ昭和ビジュアルノベル『ふりかけ☆スペイシー』よろしくお願いします。
Twitter:@zombie_haruchan

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