世界的音楽アワード「グラミー賞」にビデオゲーム楽曲を対象とした部門賞が新設へ。2023年度開催の第65回より、その年にアメリカで発表されたサウンドトラックから選出

 ザ・レコーディング・アカデミーは6月10日(金)、主催する音楽アワード「グラミー賞」について、2023年度の第65回よりビデオゲームの楽曲を対象に含む部門賞を新設すると発表した。

 毎年アメリカで開催される、国内の音楽業界において優れた作品を表彰するグラミー賞は、1959年より続く世界でもっとも権威ある音楽賞のひとつ。候補は同国でその年度の該当期間にリリースされた楽曲やアーティストのなかから選ばれ、ザ・レコーディング・アカデミーの会員投票によって各賞が決定する。

 ビデオゲームの楽曲が新たに対象となるのは、「Best Score Soundtrack For Video Games And Other Interactive Media」と命名された賞。オリジナルの楽譜に基づくサウンドトラックアルバムが候補となり、ビデオゲームのみならずインタラクティブメディア向けに制作されたものも賞の範囲に含まれる。

 
 
 
 
 
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 今回の新設は例年の協議プロセスを経るなかで、会員となるクリエイターや専門家らからの提案を受けて行われた背景を持つ。日々変わり続ける音楽シーンの様相を、部門賞のラインナップを通じて示すという狙いがあるようだ。

 なお上記の賞以外にも、アーティストのパフォーマンスを対象としたものや「スポークンワード」と呼ばれるリーディングを発展させた表現ジャンルを扱うものなどの新部門が次年度から設けられる。

 2023年度のグラミー賞の開催日程は執筆時点で明らかとなっていないが、正式にカテゴリー枠が用意されたことから、受賞作となるビデオゲーム作品には多くの注目が集まることとなるだろう。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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