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UE5を駆使した美麗なグラフィックでグロテスクなクリーチャーを描くホラーゲーム『ILL』のゲームプレイ映像を収録した最新映像が公開

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 デベロッパー(開発元)のTeam CLOUTは6月12日、新作ゲームの情報番組「Future Games Show June 2022」にて、ホラーアクションゲーム『ILL』のゲームプレイ映像を収録した最新映像を公開した。本作の発売時期や詳細は未だ不明だ。

 本作は一人称視点のホラーゲームで、開発者のひとりであるOleg Vdovenko氏により公開された開発段階の映像が話題をよび、開発初期段階から注目を集める作品だ。

 いっぽう、Oleg Vdovenko氏が公開していた映像はアンリアルエンジン(以下、UE)4で開発されていたが、2021年5月にはUE5への移行が伝えられ、2021年12月29日にはUE5を使用した高精細な映像が公開された。当時の映像ではUE5版のクリーチャーの姿は不明であったものの、背景美術や空間の美しさが伺えるものとなっていた。

 今回公開された映像では、2021年12月29日に公開された映像には登場していなかったクリーチャーの姿が収録されている。

 冒頭に登場するクリーチャーは人型を基調としたグロテスクな形態でありながら、かなり解像度の高い緻密な表現で描かれている。前半の映像のみでは本映像がプリレンダリングで出力されたシネマティックトレーラーの可能性も否めないが、後半のいかにもゲームプレイ画面であると読み取れる映像においても、前半に劣らず高精細なビジュアルに仕上がっていると言えよう。

 また、スモーキーな背景美術や各オブジェクトの質感の追及なども、以前以上に不気味さに磨きをかけている。映像終盤の遺体から変形するクモ型クリーチャーは、本作への更なる期待を高めてくれただろう。

  本作はクリエイター支援サイトPatreonにて支援を募っている。支援金額は月3ドル以上の支援により、Patreonの独占投稿へのアクセス権限、公開するすべてのコンテンツへの早期アクセスなどの特典が得られる。本サービスからは支援せずとも公開範囲を限定されていない情報をチェック可能だ。

 興味がある読者は本作の続報をチェックして発売を待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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