格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター、ザンギエフにそっくりな模様を持つ猫が海外で発見され話題となっている。茶色のグラデーションの毛皮にモヒカンやヒゲを備えたザンギエフの特徴的な顔を見出す者が続出しており、大きな注目を集めているようだ。
発端となったのは「The.Pha」の名義で活動するタイ在住のTikTokクリエイター、Phafun Jantadej氏だ。同氏は6月10日(金)にFacebookを通じて自身の飼い猫の模様がオランダの画家、フィンセント・ファン・ゴッホの顔に酷似していると驚き混じりに投稿した。
この内容を受け、複数のユーザーが「ザンギエフにそっくり!」とコメントで指摘。多くの共感とともに投稿は拡散され、約2日のうちに2000回以上シェアされている。
また同投稿は英語圏のゲームファンの目にも留まり、海外フォーラムサイト「Reddit」のレトロゲームコミュニティにて存在が共有された。これをきっかけにTwitterでも情報が広まり、発売予定のシリーズ最新作『ストリートファイター6』へのザンギエフの登場を切望するファンの一部が「猫による啓示だ」、「参戦間違いなし」などと歓喜の声をあげている。
なお同作におけるザンギエフの登場は執筆時点で告知されていない。ネット上で一躍脚光を浴びる形となったJantadej氏の飼い猫は20年近くも生きている長寿猫とのことで、ザンギエフ以外にも映画『300』でジェラルド・バトラー氏が演じたスパルタの王・レオニダスやプロサッカー選手のカリム・ベンゼマ氏など、さまざまな人物の表情との類似が語られている。