『鬼滅の刃』、『十三機兵防衛圏』など多数のアニメやゲームで、英語版の人気キャラクターを演じた声優のビリー・カメッツさん(Billy Kametz)が結腸がんにより現地時間6月9日に逝去したことが明らかになった。享年35歳。
ビリー・カメッツさんの治療を支援するGoFundMeキャンペーンの主催者が明らかにしている。
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— Billy Kametz (@BillyKametz) April 29, 2022
ビリー・カメッツさんは、1987年にアメリカ・ペンシルベニア州で生まれた。幼いころから俳優を志し、声優としてアニメやゲームの人気キャラクターを演じた。
アニメでは『鬼滅の刃』の累、『プロメア』のガロ・ティモス、『盾の勇者の成り上がり』の岩谷尚文、ほかにも『おそ松さん』、『裏世界ピクニック』、『ポケットモンスター』、『進撃の巨人』などの有名な作品に多数、出演した。
特に英語圏では『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の主人公、東方仗助を演じたことで知られている。
ゲームでは『ファイアーエムブレム 風花雪月』のフェルディナント=フォン=エーギル、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』の丸喜拓人、『真・女神転生III:ノクターンHDリマスター』の葛葉ライドウ、『十三機兵防衛圏』の緒方稔二などを演じている。
2022年4月にステージIVの結腸がんと診断され、仕事を中断し治療に専念していたが、帰らぬ人となった。
ビリー・カメッツさんの治療を支援するGoFundMeキャンペーンのために集められた資金は、葬儀費用や結腸がんの研究の寄付として使われるとしている。