『グランツーリスモ』シリーズを題材とする映画の海外向け劇場公開日が2023年8月11日(金)に決定したとハリウッド情報メディア「Deadline」が報じている。
リアルな車の運転が楽しめる作品群として、25周年を記念した最新タイトル『グランツーリスモ7』が2022年3月に発売された同シリーズ。映画化の企画が進行中であると5月に報じられていたが、このたびさらなる詳細が伝えられた。
同報道によれば、『第9地区』や『エリジウム』などで知られるニール・ブロムカンプ氏が監督を務めることも確定したという。また脚本には『パワー・ゲーム』や『アメリカン・スナイパー』を手がけたジェイソン・ホール氏が起用されたほか、製作をコロンビア・ピクチャーズが担当することなども判明している。
また映画版のシナリオの内容についても一部が披露されている。『グランツーリスモ』で運転技術を磨いた10代のプレイヤーが日産自動車のコンテストを通じてプロドライバーに至る、実話に基づいたストーリーとなるとのことだ。
日産自動車はソニー・インタラクティブエンタテインメントおよびポリフォニー・デジタルと共同で、『グランツーリスモ』のトッププレイヤーに実際のプロドライバーとなる機会を与える育成プログラム「GTアカデミー」を2008年より運営している。
『グランツーリスモ』映画版のタイトル名や日本での公開予定は明らかとなっておらず、今後の発表が待たれるところだ。