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VTuber/ストリーマーとして活動するksonさんがアメリカ発のVTuberエージェンシー「VShojo」への加入を明らかに。新人の飴宮なずなさんとともに日本での展開を本格始動

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 アメリカ・カリフォルニア州のVTuberエージェンシー「VShojo」は、北米最大級のアニメコンベンション「Anime Expo 2022」内で開いた新プロジェクトの発表会にて、日本での活動を本格化すると発表した。VTuber/ストリーマーとして活動するksonさんと新人の飴宮なずなさんが新たにVShojoと契約する決定も明らかとなっており、ふたりのデビュー配信は7月17日(日)に実施される予定だ。

 ksonさんのYouTubeチャンネルでは新たなバックストーリーの紹介映像を公開中。デビュー配信に先駆けて、VShojo加入に関するQ&A配信も7月4日(月)21時から実施されている。

 VShojoは、北米・欧州など英語圏のファンを対象とする米国発のVTuberエージェンシーである。本事務所は2020年、Twitchの創設にも携わったジャスティン・イグナシオ氏とモーショングラフィックス・CG制作で10年以上の経験を持つフィリップ・フォーテュナト氏によって創業。もともとVTuberとして活動していたNyannersさんやIronmouseさん、Projekt Melodyさんらをはじめとする8名はTwitchを拠点に活動しており、あくまでVTuberは海外で一般的な“仮想上で活動するストリーマー”の一般名詞として用いられている。

 新たに加わるksonさんは2016年にニコニコ動画で活動を始めたのち、2018年にYouTubeへ拠点を移して人気を獲得したストリーマーだ。南部の方言が混ざった日系アメリカ人ならではのネイティブ英語や『龍が如く』シリーズから影響を受けた独特の言い回し、実写・バーチャルに区切りをつけずありのままを見せ続け、執筆時点で121万人のチャンネル登録者数を誇る。一方、飴宮なずなさんは新人としての加入で、7月17日(日)のデビュー配信で展開されるトーク内容も注目ポイントのひとつとなっている。

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(画像はVShojo – ksonより)

 VShojoは2022年3月に、1100万ドル(約13億円)のシードラウンド資金調達も実施していた経緯を持つ。調達した資金をもとにした計画には、世界中で開かれるゲーム・アニメ文化のコンベンションへの参加や携帯できるアウトドア配信装置への投資に加えて、コンテンツ製作の拡大を目的とした採用の強化も含まれていた。

 日本のVTuber業界ではANYCOLOR株式会社が展開する「にじさんじ」とカバー株式会社による「ホロライブプロダクション」のふたつを中心にそのほかの事務所やクリエイターネットワークが追走する構図となっているが、今後VShojoがどのように日本のVTuber業界へ関わっていくのか、引き続き動向を見守りたい。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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