JTB パブリッシングは『エヴァンゲリオン』(以下、エヴァ)とコラボした旅行情報誌「るるぶエヴァンゲリオン」を7月6日(水)に発売する。
こちらでは『エヴァ』のキャラクターとの旅行を妄想の中で計画するというコンセプトのプラン企画や、浜松、箱根、山口の3つの地域を中心にゆかりのスポットや観光地としての魅力を紹介していく内容となっている。
浜松では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場した「第3村」のモデル地のひとつである「天竜二俣駅」。こちらは1940年に開業した天竜浜名湖鉄道の駅のひとつであり、転車台や扇形車庫など、構内のさまざまな施設が国の有形文化財に指定されていることから歴史的な価値も備えた建物である。
「るるぶエヴァンゲリオン」では実際に稼働する転車台など、その貴重な鉄道資産を中心に複数のスポットを紹介。さらに観光地としての浜松の魅力も伝えていくという。
劇中の「第3新東京市」の舞台として知られる箱根については、定番の名所はもちろん、作品のファンならば外せない観光スポットも解説。2020年に『エヴァ』コラボも行った箱根湯本駅をはじめ、二子山や金時山、箱根蘆ノ湖展望公園などを特集しているようだ。
庵野秀明総監督の出身地でもある山口県の宇部市では、『エヴァ』以外の作品にも登場するレトロな商店街「宇部中央銀天街」や山口県の名物ラーメン店「中華そば一久」などが登場。また同市を象徴する「宇部市工場群」については、UBE株式会社の1階に用意された「ユービーイーアイプラザ」からそのジオラマや企業史を見て取ることが可能となっている。
このほか「るるぶ」ならではのご当地コラボ情報やグッズなどを紹介するコラムまで、実際の旅行に使える情報が満載。さらに特別付録として、描きおろしイラストを用いたオリジナルポスターとステッカーも付属する。
「るるぶエヴァンゲリオン」は7月6日(水)に全国の書店や「EVANGELION STORE」で発売開始。すでにAmazonなどでは予約受付もスタートしている。本書に関する詳細については、JTB パブリッシングの公式ニュースも参照されたい。