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1998年のサイコサスペンス・アドベンチャーゲーム『人形の傷跡』のフルリメイク版が発表。Nintendo Switch向けに今夏に発売決定

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 Child-Dreamは1998年のアドベンチャーゲーム『人形の傷跡』をフルリメイクすると発表した。

 発売時期は今夏を予定。対象プラットフォームはNintendo Switch。

 『人形の傷跡』は、1998年にRPGツクール95にて製作されたサイコサスペンスを題材としたアドベンチャーゲーム。

 主人公の上条明日美(かみじょう あすみ)は、3か月ほど前から音信不通の姉を探すべく単身上京をした。姉が在籍している大学院を訪ねてみるが、そこでは誰もが姉の存在を「知らない」と言う。

 みんなが嘘をついているのか、それとも明日美がおかしくなってしまったのか。周りの人や自分自身すらも信じられなくなっていくなかで、明日美は姉との思い出を胸にひとり奮闘する。彼女は自分の身に迫りつつある恐怖を知る由もなかった。

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 今回のフルリメイク版は、キャラクターやスチルなどすべてのグラフィックを刷新。さらにストーリー後半を大きく追加し、さらにサブキャラ視点でのザッピングシナリオを実装する。ほかにも原作のBGMがリマスターされてり、ホラー要素のON/OFFが可能となっている。

 シナリオは『FolksSoul~失われた伝承』、『千里の棋譜~現代将棋ミステリー』の宮下英尚氏が手掛け、宮下氏が代表の株式会社ミスタ・ストーリーズと、株式会社マメクジラが共同開発するという。企画シナリオは当時のブランド名「Child-Dream」を復活させている。

 フルリメイク版『人形の傷跡』は、今夏に発売予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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