TBSは、同社のBSデジタル放送局「BS-TBS」で放送中のトークバラエティー番組「X年後の関係者たち」について、セガサターンと“90年代の次世代ゲーム機戦争”の特集回を7月12日(火)23時から再放送する。セガの公式Twitterアカウント(@SEGA_OFFICIAL)も映像で番組の予定を伝えている。
番組公式ページの情報によると『X年後の関係者たち』は、ブームを巻き起こした商品や社会現象となったプロジェクトに携わった当時の関係者たちを集めて“同窓会”を開き、⼤ヒットを記録するまでの過程で何があったのかを振り返っていくトークバラエティー番組である。お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーさんが司会を務め、これまでの放送では『ボンバーマン』や『桃太郎電鉄』などの人気ゲームを世に送り出したゲームメーカー・ハドソンのほか、セガのアーケード部門についても特集を実施している。
また、番組では“タマゴ型チョコレート”の社会現象に深く関わった造形メーカーの海洋堂や雑誌「egg」を中心として90年代に生み出された“コギャル”ブーム、数々のベストセラー小説を生み出してきた幻冬舎も特集されており、ヒットの舞台裏を後世へ伝えるジャンルの幅広さも特徴のひとつだ。
今回の再放送ではセガサターンの躍進を支えた岡安啓司氏や宮崎浩幸氏、吉田徹氏、小林俊一氏のほか、“ゲーム芸人”としても知られるフジタさんも立会人として出演。スーパーファミコン一強であった時代に『バーチャファイター』や『サクラ大戦』などの名作を送り出したセガサターンの開発にまつわるエピソードや、初代PlayStationを交えて三つ巴で展開された“次世代ゲーム戦争”の裏側に迫るという。
なお、番組の最新話は、放送翌日の正午から映像配信サービス「TVer」や「TBSFREE」、「GYAO!」でも配信される。映像の一部は権利の関係で隠されてしまうが、BS放送を観られない人も視聴できるので、興味があればチェックしておくとよいだろう。