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『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』開発会社Supermassive Gamesが、デンマークのNordisk Gamesに買収。Avalanche Studiosなどと同じグループ会社に

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 Supermassive Gamesは、自社がNordisk Games買収されたと発表した。

 Nordisk Gamesはデンマークを拠点にしているゲーム会社で、Avalanche Studiosなど複数のゲーム開発会社を所有している。

 Supermassive Gamesは、『UNTIL DAWN -惨劇の山荘-』、「ザ・ダーク・ピクチャーズ」シリーズ、『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』など映画的表現を駆使したホラーゲームの開発で知られるイギリスに拠点を置くゲーム会社だ。

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(画像はSupermassive Games – Games – Supermassive Gamesより)
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(画像はSupermassive Games – Games – Supermassive Gamesより)
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(画像はSupermassive Games – Games – Supermassive Gamesより)

 今回、このSupermassive Gamesがデンマークを拠点に置くNordisk Gamesに完全買収されたことを発表した。

 Nordisk Gamesは、ヨーロッパのゲームスタジオに株式投資を行っている会社。『ジャストコーズ』や『theHunter』などを開発したAvalanche Studios Group、サンドボックスゲーム『Trailmakers』をFlashbulbなどの複数の会社を所有している。

 またNordisk Games自体も、映画会社、映画館を運営する会社・Nordisk Filmが所有している構造となっている。

 Nordisk Gamesにとって、ポートフォリオ上では3番目の完全所有スタジオになるとのこと。もともと2021年に30.7%の株式を友好的に取得したあと、今回で100%の所有権を獲得した形となる。

 Nordisk GamesのCEOであるMikkel Weider氏は、ストーリーや物語主導のゲームをさらに発展させるべく「協力関係を継続させていきたい」としている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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