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『イナズマイレブン』最新作『英雄たちのヴィクトリーロード』最新情報が公開。過去作のキャラクターでチームを作る「クロニクルモード」と新たなストーリーモードの2軸で展開

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 レベルファイブは7月21日(木)、『イナズマイレブン』シリーズ最新作『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』に関する開発ブログを更新。レベルファイブ代表取締役社長である日野晃博氏本人から、本作に関する最新情報が発表された。

 『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』は、もともとは『イナズマイレブン アレスの天秤』のタイトルで2018年の発売を予定していた作品だ。その後、何度かの発売延期を重ねタイトルも『イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード』へ変更。そして今回、最新情報を公開すると同時にタイトルが再度変更された形となる。

 タイトル変更の理由については、ストーリーを描いていく中で登場人物たちが「泥臭くがんばる話」になっていったからとのこと。そうした物語性ゆえに「グレートロード」よりも「ヴィクトリーロード」(勝利への道)の方が適切と考え変更にいたった、という経緯が開発ブログの冒頭で明らかにされている。

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(画像は『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』開発ブログより)

 また、本作は新たな主人公「笹波雲明」を軸とした新しい物語を描く「ストーリーモード」と『イナズマイレブン』シリーズの過去のキャラクターを集める「クロニクルモード」の2軸で構成されることも発表された。

 ストーリーモードでは、サッカーができない主人公「笹波雲明」が指揮官としてほかのプレイヤーをスカウトしチームを作り上げていくという、これまでのシリーズ作品とは一線を画す物語が展開。舞台はおなじみの「雷門中」ではなく、九州にある新しい学校となる。

 特徴として、サッカーチームが完成するまでの時間が非常に長い作品になるとのこと。その一方で試合ができるようになる前の「サッカーバトル」もこれまで以上に楽しく戦略性の高いものになるとしている。

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(画像は『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』開発ブログより)

 「クロニクルモード」は『イナズマイレブン』過去作品のキャラクターを仲間にしながら自分独自のチームを作り、「最悪最強」の恐るべき敵チームたちを倒していくという英雄列伝モード。仲間にできるキャラクターや戦えるチームについては、ゲーム上のアチーブメント達成による開放や、一部更新などでも増えていく形となるようだ。

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(画像は『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』開発ブログより)

 さらに、制作の中でもっとも時間がかかったという操作面についても、Nintendo Switch版における詳細が発表されている。これまでの『イナズマイレブン』シリーズはニンテンドーDSやニンテンドー3DSといったハードウェアを中心に展開しており、ペンタッチでの簡単操作が特色のひとつであった。その操作感を現行のハードウェアで充分に表現するため、長い時間をかけて試行錯誤を繰り返してきたという。

 結果的に『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』のNintendo Switch版ではさまざまな操作スタイルを自由に切り替えながら遊べる「フリーサッカーインターフェース」を採用した。

 従来のペン操作を指でのタッチに置き換えたラインドロー形式と、コントローラ操作の両方が同時に使用可能。あわせて縦画面と横画面、攻め方向の縦横も自由に切り替えられるようになり、対戦時にも不公平にならないような調整を検討しているとのことである。くわえて、過去のプレイ感に浸りたいプレイヤーに向けて専用ペンを発売する可能性も示唆している。

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(画像は『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』開発ブログより)

 『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』はNintendo Switch、PS4、スマートフォン(iOS、Android)向けの発売を予定しており、記事執筆時点では発売日は明らかにされていない。今回公開された開発ブログでは「年末にはさらに深い情報が出せると思います」との予告も行われているので、今後の続報にも注目していきたいところだ。

編集者
オーバーウォッチを遊んでいたら大学を中退しており、気づけばライターになっていました。今では格ゲーもFPSもMOBAも楽しんでいます。ブラウザはOpera

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