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淡いピクセルアートで東京を描くゲーム『Tokyo Stories -working title-』が開発中。消失する運命にある東京で「親友」を捜索する「ジャンル未定」の作品

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 株式会社ドリコムがプロデュースを務める『Tokyo Stories -working title-』が開発中だ。YouTubeにて「Tokyo Stories [1st Promotion]」を公開し、2023年にリリースすることを明かした。

 対象プラットフォームはコンソールとPC。

 『Tokyo Stories -working title-』は、忘れられた東京で織りなす人々を描くストーリーが展開するゲーム。なお「working title」は仮題を意味している。淡いブルーのピクセルアートで東京のネオンや雑多な雰囲気が美しく繊細に表現されているのが特徴だ。

 本作は京都みやこめっせにて開催された「BitSummit X-Roads」にてプロトタイプ版デモが出展された、謎めいたゲームになっている。ただし公式サイトや公式Instagramアカウントの文面によって断片的に情報が明かされている。

 それらを繋ぎ合わせていくと、舞台はやがて消失する運命にある東京のようだ。消えゆく都市のなかで、主人公は姿を消した親友を捜索しており、裏路地を闊歩したり地下鉄を乗るなどして調査をしていく。

 主人公はすべてが消失してしまう前に親友を見つけ出すことを決意しており、足取りを追っていくと親友の物語が明らかになっていくことが推測できる。

 公開されているティーザートレーラーからは「主人公」と、捜索している「親友」らしきキャラクターが登場するほか、このほかにも主人公の友人らしき「男性」のキャラクターが登場している。

 また「ジャンル未定」としているが、カメラはキャラクターの動きに合わせて切り替わるスタイルだという。なおYouTubeの動画は720×720ピクセルという特殊な画面サイズとなっており、この画面サイズがゲーム本編でも適応されているのか気になるところだ。

 公式Twitterアカウントにて公開されている「Tokyo Stories コンセプトデモver.」ダイジェスト映像をみると、マップ上をキャラクターが移動していき、そこに詩的なテキストが表示され物語が描かれていくようだ。

 謎めいたゲーム『Tokyo Stories -working title-』の続報が気になる人は公式Twitterアカウントをフォローしてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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