ゲーム開発サークルのNORTH FOOTは8月15日、退廃的な世界観が特徴の3DダンジョンRPG『DARK SEEKER』の発売を開始した。対応プラットフォームはiOSおよびAndroidで、価格は500円(税込)。
本作は、かつての『ウィザードリィ』などを想起させる、シンプルな3DダンジョンRPGだ。
この世界では、人々は地上を追われ、荒れた地下街で暮らしている。そんな人々が、もはや過去の生活も忘れるようになった頃……ある時、地下深くに不気味な怪物が潜む地下通路が発見される。
プレイヤーは地下街を拠点に探索者を集めてパーティを組み、この危険な地下通路の探索を行うことになる。冒険の仲間は最初からいるメンバーを仲間に加えてもいいし、自ら作成してもいい。パーティは4人制となっており、いくつかの職業も用意されているようだ。
また地下街には武具屋や教会など、パーティが利用できるいくつかの施設が存在している。
地下通路を探索していると、モンスターとの戦闘に突入することがある。戦闘はコマンド式のターン性バトルとなっており、行動順を考え、敵の攻撃を予想して動くことが重要だ。
またダンジョンを探索していると、ところどころにゴミ箱(宝箱)を見つけることができる。限られた資源で生きる地下街の住人にとっては、ゴミ箱から得られるアイテムも、魅力的な報酬になる……かもしれない。
また本作のシナリオについては、派手な演出などがあるわけではないようだが、フレーバー程度には用意されているとのことだ。ダンジョン探索を進めることでシナリオも進行していくとのこと。
開発者曰く、本作はシンプルなダンジョンRPGとして制作し、ダンジョン内の罠や謎解き、お使いのようなイベント、カットシーン……といったものは用意していないとのことだ。しかし制作の際には、これらのような凝った要素がなくとも、RPGは面白いのではないか?という考えを念頭に置きながら作ったという。
『DARK SEEKER』は現在発売中。対応プラットフォームはiOSおよびAndroidで、価格は500円(税込)。
本作が気になった方はこの機会に、未知なる地下の探索者となってみてはいかがだろうか。