いま読まれている記事

『サイバーパンク2077』のSteamユーザー数が増加、ピーク時に8万5555人も。アニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』の高評価とPC版セールの相乗効果か

article-thumbnail-220920n

 CD Projekt REDのオープンワールド・アクションアドベンチャーRPG『サイバーパンク2077』のユーザー数が増加している。

 Steamの非公式情報集積サービス「SteamDB」によると、右肩上がりにユーザー数が増えており、ピーク時には8万5555人を記録している。

 9月13日にNetflixで配信が開始された『サイバーパンク エッジランナーズ』と、Steamを含めた各ストアで開始している『サイバーパンク2077』の50%オフのセール、さらにパッチ1.6の配信が後押しになっているようだ。

 『サイバーパンク エッジランナーズ』は、『サイバーパンク2077』を原作にテクノロジーと人体改造が一般化した未来都市ナイトシティで、ストリートキッドとして生きる少年を10話構成の独立したストーリーで描く。

 本作はレビュー集積サイト「Rotten Tomatoes」では、記事執筆時点で11件の批評家のレビューで「100%」を獲得、またオーディエンススコアは900件以上のユーザー評価が集まっており「97%」の高評価をマークしている。

 アニメーションは制作会社トリガーが担当、監督は『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』の今石洋之氏が務めている。またクリエイティブディレクターに『キルラキル』の若林広海氏、キャラクターデザインに『リトルウィッチアカデミア』の吉成曜氏、脚本は『プロメア』の宇佐義大氏と『スター・ウォーズ:ビジョンズ ‘The Elder’』の大塚雅彦氏が担当している。

 さらに劇伴制作は『サイレントヒル』シリーズの山岡晃氏が起用されている。

『サイバーパンク2077』のSteamユーザー数が増加、ピーク時に8万5555人も_001
『サイバーパンク2077』のSteamユーザー数が増加、ピーク時に8万5555人も_002
(画像はSteamより)
『サイバーパンク2077』のSteamユーザー数が増加、ピーク時に8万5555人も_003
(画像はSteamより)

 こうした『サイバーパンク エッジランナーズ』の高評価と、さらにSteamでの50%オフのセールが重なって、『サイバーパンク2077』に新しく興味を持った人が増えたことでプレイヤー数が増加したと推測してよさそうだ。

 またパッチ1.6では『サイバーパンク エッジランナーズ』にインスパイアされた新装備や隠しコンテンツが追加されている。パッチ1.6が配信されたのは9月7日と少し前だが、『サイバーパンク エッジランナーズ』を見た人がパッチ1.6の追加コンテンツを遊ぼうと復帰した人が出たのかもしれない。

 なお第25回文化庁メディア芸術祭では、『サイバーパンク2077』、ならびに『サイバーパンク2077』開発チームがエンターテインメント部門の「優秀賞」に選出されている。

 『サイバーパンク エッジランナーズ』はNetflixで配信中、また『サイバーパンク2077』のSteam、Microsoft Storeのセールは9月26日、PS Storeでのセールは9月28日までなので、この機会にプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月19日00時~2024年4月19日01時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ