開発元の「Road to Vostok」は9月27日(火)、ゲーム『Road to Vostok』の無料体験版をPC(Steam)向けに配信開始した。
『Road to Vostok』はポストアポカリプス世界における、フィンランドとロシアの国境地帯を舞台にしたサバイバルFPS。それまでに集めたすべてが失われる「パーマデス」(永久死)やリアリティを追求した武器のメカニズム、プレイヤーキャラクターを蝕む複数の健康異常など、詳細なキャラクターシミュレーションに基づくハードコアなゲーム性が特徴だ。
ゲーム内のマップは現実世界のロケーションに基づいたエリアから構成されており、マップごとに敵対するNPCのAIを調整することで難易度に変化を与えている。基本的な構造としてはタイトルにもなっている「Vostok」に向かって東へ進んでいくことで、戦闘はより難しく、戦利品はより価値あるものに変わっていくという。
「Vostok」はパーマデスゾーンとして設定され、こちらのエリア内で死亡してしまうとゲーム中で収集したアイテムなどはすべて失われる。まさに命がけの、非常に緊張感の高いゲームプレイが楽しめることだろう。
ゲーム中では敵の待ち伏せや支援物資のほか、トレーダーから受ける特別なクエストなど、さまざまなランダムイベントがプレイヤーを待ち受ける。雨や雷雨といった気象イベントも発生するため、常に臨機応変に状況に対応していくことが望ましい。
唯一ゲームのセーブが行えるのが各地で見つかる「シェルター」。探索の中で集めた戦利品を保管する場所でもあり、大半はたやすく見つけられるよう配置されているという。なお「ボストーク」でデスしてしまった場合はシェルター内のアイテムも失われる。
『Road to Vostok』は現在PC(Steam)向けに無料の体験版を配信中。公式サイトで公開されているロードマップの情報によれば、マップひとつとシェルターひとつがすでに実装されているようだ。本作は長期的なプロジェクトとなり、早期アクセス期間は2年から4年ほどを想定しているとのこと。興味を持たれた方は、まず体験版からお試ししてみてはいかがだろうか。