Microsoft Game StudiosとMojang Studiosは10月16日、『マインクラフト』シリーズの最新情報を発表するオンラインイベント「Minecraft Live 2022」を開催した。
番組では『マインクラフト』の大型アップデート「1.20」に関する情報や、同シリーズの新作情報を明らかにした。
まず、従来のアレックスとスティーブにくわえて、さまざまな人種を表現した7種のデフォルトスキンが現地時間で11月29日より追加される。新キャラクターの名前はMakena、Efe、Noor、Kai、Ari、Sunny、Zuriとなっており、The Wild Updateのトレーラーに登場したキャラクターが晴れて公式キャラクターとなる。
大型アップデート「1.20」では5つのコンテンツが追加される。
ひとつ目は新たなフレンドリーモブとして登場する「ラクダ」だ。ラクダはふたりで騎乗することが可能であり、ダッシュ能力を有しているという。くわえて背が高く、騎乗すればプレイヤーは人型サイズの敵の攻撃をほとんど受けない。番組ではラクダの後ろに騎乗するプレイヤーが移動しながら敵を倒す場面も紹介された。
第2に、木材から作成可能な新アイテムとして吊り下げ看板「Hanging Sign」が追加。第3に新ブロックとして模様が入った本棚の「Chiseled bookshelf」が追加される。Chiseled bookshelfには実際に本や羽ペン、エンチャント本などを最大6冊収納できる。また、レッドストーンと組み合わせることで、本棚を使用したギミックも作成可能だ。
さらに、建築用のブロックとして「Bamboo Wood」が登場。あわせてモザイク調の「Bamboo Wood」や竹のトラップドア、扉のほか、イカダ、チェストを乗せたイカダが作成できる。
くわえて、ユーザー投票で新規フレンドリーモブを決定する「モブ投票 2022」の結果、大きな鼻を携えた生物「Sniffer」(スニッファー)が追加される。
スニッファーは絶滅した生物であり、海底遺跡のチェストから卵を入手し、陸上で孵化させることで入手可能だ。スニッファーは植物の種を発見する能力を有しており、失われた古代植物の種子も発見できるという。
番組ではこのほかに、『マインクラフト』シリーズのアクションストラテジーゲーム『Minecraft Legends』の新情報にくわえて、同作が2023年春に決定すると発表。あわせてオープニングムービーが公開された。
また、要素を組み合わせてプレイヤーがオリジナルのモブを作成できる専用ツール「Minecraft Entity Wizard」の発表および配信開始、「Minecraft Dungeons」の第3シーズンの情報、マーケットプレイスにて配信される『バットマン』の新スキン「Batman DLC」が紹介された。
詳細は『マインクラフト』の公式ブログや番組のアーカイブを参照されたい。