フロム・ソフトウェアは10月25日(火)、2012年からPC(Steam)で配信中の『DARK SOULS Prepare To Die Edition』について、オンラインサービスのサポートを終了すると発表した。本発表は2022年1月に明らかとなったセキュリティの脆弱性に関する調査へ基づくもので、サービス終了の理由は「システムの老朽化により復旧が困難であることが判明」したためとしている。
あわせて、同日には2015年に発売されたPC版『DARK SOULS II: Scholar of the First Sin』(DirectX 11)のオンラインサービス復旧も告知されている。
PC版『DARK SOULS Prepare To Die Edition』(2012)に関して、セキュリティの脆弱性調査を進めておりましたが、システムの老朽化により復旧が困難であることが判明し、オンラインサービスのサポートを終了させていただくこととなりました。詳細はNEWSページをご確認ください。https://t.co/RN7KqQ3Eyg
— FROMSOFTWARE PLAYER SUPPORT (@fromsoftware_sp) October 25, 2022
PC版の『ダークソウル』シリーズについては、リモート環境からコンピューター上で任意のコードを実行可能とする脆弱性が確認されており、ゲームのクラッシュやマルウェアなどの悪意ある挙動を不正に実行できてしまう状態となっていた。上記の事態をふまえて、フロム・ソフトウェアは同月中にPC向けシリーズ作品のゲームサーバーを停止。脆弱性の原因と解決策の調査を進め、『DARK SOULS III』については8月下旬にオンラインサービスを再開している。
なお、DirectX 9対応のPC版『DARK SOULS II』および『DARK SOULS II SCHOLAR OF THE FIRST SIN』、PC版『DARK SOULS REMASTERED』については引き続き対応を進めているようなので、該当タイトルのプレイヤーはフロム・ソフトウェア公式ユーザーサポートのTwitterアカウント(@fromsoftware_sp)で今後の動向をチェックしておくとよいだろう。