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『Fit Boxing 北斗の拳』公式Twitterアカウントの凍結で「ラオウの衣装がエッチすぎたのでは」との推測が広まる。世紀末覇者の新たな伝説を困惑しつつも笑顔で祝うファンたち

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 10月27日(木)夜、イマジニアが発売を予定しているNintendo Switch用ボクシングエクササイズゲーム『Fit Boxing 北斗の拳 ~お前はもう痩せている~』(以下、Fit Boxing 北斗の拳)の公式Twitterアカウント(@FitBoxingHokuto)が停止され、Twitterユーザーの間で「ラオウの衣装がエッチすぎて“凍結”されたのでは」との推測が広まっている。

 本作は12月22日(木)の発売を予定しており、10月27日にゲーム内キャラクターとしてラオウの登場を発表したばかりであった。

『Fit Boxing 北斗の拳』公式Twitterアカウントの凍結で「ラオウの衣装がエッチすぎたのでは」との推測が広まる_001
(画像は「Fit Boxing 北斗の拳 」キャラクター紹介:ラオウ(CV.玄田哲章)より)

 『Fit Boxing 北斗の拳』は、武論尊氏と原哲夫氏により連載された漫画『北斗の拳』と、リズムゲームの感覚でパンチを打ち分けるボクシングエクササイズゲーム『Fit Boxing(フィットボクシング)』のコラボ作品である。作中では主人公「ケンシロウ」のほか、「レイ」や「サウザー」、「ジャギ」などの人気キャラクターたちが登場。作中では拳士のひとりとして彼らと修行を積めるほか、プレイヤーがケンシロウとなって襲い来る大量のザコや宿敵たちを倒していく「激闘 バトル」モードも用意されている。

 10月27日の発表では、核戦争後の世界を恐怖と暴力で支配した“世紀末覇者拳王”ことラオウの収録を発表。「激闘 バトル」モードでラオウを撃破できれば、師匠(インストラクター)としてラオウとの修行を楽しめる点や本作ならではの着せ替え要素を映像で明らかにしていた。

 Twitterユーザーの間では、Twitterキャンペーンの画像で示されていたボディラインを強調するシングレット衣装や映像内のモザイク部分が「エッチ過ぎる」、「センシティブ」と判定されたのではないかとの推測もジョーク交じりに広まっているようだ。実際のところ、Twitter社による「センシティブなメディアに関するポリシー」に関するページでは「全裸または半裸(性器、臀部、または胸部を拡大して撮影したものを含む)」画像が成人向けコンテンツとして禁止メディアに含まれている。

 一方、機械によるTwitterのコンテンツ判定には不明な点も多く、イラストの界隈では2021年8月ごろから「成人向けコンテンツ」を誤検出するケースの報告がTwitter上で増加している。また、同様に半裸のキャラクターイラストを取り扱っていたテレビアニメ『ダンベル何キロ持てる?』や対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』の公式Twitterアカウントは影響を受けておらず、ラオウの登場アナウンスへあわせた凍結についての謎はますます深まるところだ。

 本件に関して、電ファミニコゲーマー編集部ではイマジニアの広報担当者にメールでの問い合わせを実施した。10月28日(金)時点での回答は下記のとおりだ。

─Twitter公式アカウントが突然凍結されてしまいましたが、こちらの原因は?
「ラオウがエッチ過ぎた」など衣装がセクシャルにひっかかったのでは? という予測の声も聞かれていますが、衣装が問題だったのでしょうか?

広報担当者:原因は不明でございます。

─『北斗の拳』という内容をふまえた、プロモーション施策ではない?

広報担当者:ゲーム内容を楽しくお伝えする意図でのアカウント運営は行っておりますが、本件に関しましてはプロモーションではございません。

─今後の情報出しや発売を楽しみにしているファンへひと言お願いします

広報担当者:凍結でご心配をおかけしておりますが、今後のTwitterの対応は改めてお知らせいたします。
「Fit Boxing 北斗の拳」を今後ともよろしくお願いします。

 アカウントの凍結を受けて、Twitterユーザーからは「面白すぎる」、「伝説すぎる」との声が寄せられたほか、ケンシロウの名台詞をもじって「お前のアカウントはもう死んでいる」とコメントするファンも登場。世紀末覇者の新たな伝説を戸惑いつつも祝福しているようだ。

 12月22日(木)の発売を控えて予想外のトラブルに見舞われた『Fit Boxing 北斗の拳』。Amazonをはじめとする通販サイトにてパッケージ版の予約を受け付け中なので、運動不足を解消する“世紀末カラダづくり”に興味があれば購入を検討しておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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