エレクトロニクス製品の関連事業を展開する株式会社瑞起は、1987年にシャープから発売されたパーソナルワークステーション(PC)の復刻モデル「X68000 Z」について、製品の評価・プロモーションへ協力するモニタリング用キット「HACKER’S EDITION」のテスター募集を11月15日(火)に開始した。
テスター募集の期間は11月30日(水)まで。募集ページの説明によると、参加するためにはLinux向け組み込みアプリケーションの開発経験や、モニタリングの成果物に関する公開の許諾など5つの要件を満たす必要がある。
お待たせいたしました‼️「X68000Z HACKER’S EDITION」本日より募集開始となります。詳しくはホームページをご確認ください。皆様のエントリーをお待ちしております。#X68000 #X68000Zhttps://t.co/HoQiQ8Temj pic.twitter.com/nGfgamLcyk
— 株式会社 瑞起(ZUIKI Inc.) (@ZUIKIInc) November 15, 2022
「X68000 Z」は価格およびサイズを小型化しつつ、当時の「X68000」を再現するオリジナルエミュレーターを搭載した製品である。公式サイトの説明によると、本製品では当時のOSや瑞起でサポートしているアプリケーションが動作するほか、ソフトウェア制御でLED点灯や点滅のコントロールも可能だという。
なお、今後の予定についてはモニタリング参加者からのフィードバックを受けて、2023年春ごろに新たなキット「EARLY ACCESS KIT」を発売する予定だ。当選発表は12月15日(木)までに当選者のみへ通知されるようなので、要件を満たし興味のある人は応募しておくとよいだろう。