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『SIREN』『サイレントヒル』外山圭一郎氏と『ドラゴンズドグマ』伊津野英昭氏による対談映像が公開。外山氏の新作『野狗子: Slitterhead』に込めたコンセプトも垣間見える内容に

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 Bokeh Game Studio(ボーカゲームスタジオ)は11月15日(火)、同社のクリエイティブディレクター・外山圭一郎氏と株式会社カプコンのゲームクリエイター・伊津野英昭氏による対談の様子を収めた映像を公開した。

 Bokeh Game Studioは「Golden Hour」シリーズとしてさまざまなゲストを招いての対談映像を公開してきた。これまでにはTango Gameworks代表の三上真司氏や、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)インディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏らが登場している。

 外山圭一郎氏はにコナミにて『サイレントヒル』を、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)にて『SIREN』『グラビティデイズ』シリーズなどを制作してきた。2020年には独立し、自らBokeh Game Studioを立ち上げ、現在は新作『野狗子: Slitterhead』の開発に携わっている。

 一方の伊津野英昭氏は1994年にプランナーとしてカプコンに入社し、『ストリートファイターZERO』をはじめとする数々の作品に参加してきた。ディレクターとしての代表作は『ドラゴンズドグマ』『デビル メイ クライ』シリーズなどが挙げられ、現在は『ドラゴンズドグマ2』の制作に取り組んでいる。

外山圭一郎氏と伊津野英昭氏による対談映像が公開1

 映像の中では伊津野英昭氏のモノづくりにおける信念を中心に、2Dから3Dへと表現手法が移行していく90年代の制作エピソードや、シリーズ作品を作る難しさなどが語られていく。おふたりが対談形式で語り合うのは本企画が初めてだそうだが、70年代生まれの同世代クリエイターとしてシンパシーあふれる対談になったという。

 また『野狗子: Slitterhead』についても言及されており、伊津野英昭氏が最初にPVを見た時と現場でコンセプトを聞いた時に受けた印象の変化も語られた。外山圭一郎氏が本作で表現したいテーマのひとつ「日本の青年コミック」に対する想いなど、新作のコンセプトも垣間見える内容となっている。

 Bokeh Game Studioは、今後もYouTubeチャンネルを通して「Golden Hour」シリーズを継続していく姿勢を示している。本件の詳細については、以下のリリースも参照されたい。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


Bokeh Game Studio 伊津野英昭×外山圭一郎の対談映像「Golden Hour」を公開

Bokeh Game Studio(ボーカゲームスタジオ)は株式会社カプコンのゲームクリエイター伊津野英昭氏を招き、クリエイティブディレクター外山圭一郎との対談を実施。初対談となる貴重な様子を収めた特別コンテンツ「Golden Hour – Guest: Hideaki Itsuno」を本日YouTube にて公開いたしました。

外山圭一郎氏と伊津野英昭氏による対談映像が公開2

今回の「Golden Hour – Guest: Hideaki Itsuno」(https://youtu.be/1yEUS1VDwzo)では、これまでに『ストリートファイターZERO』や『デビルメイクライ』シリーズなど株式会社カプコンを代表する作品に携わってきた伊津野氏のモノ作りにおける信念を中心に、表現手法が2D から3D に移行してゆく90 年代の制作エピソードやシリーズ作品を作る難しさなどが語られていきます。対談形式で話すのはこの企画が初めての二人ですが、70 年代生まれの同世代クリエイターとして、時代を駆け抜けている者同士によるシンパシー溢れる対談となりました。

また現在制作中の『野狗子: Slitterhead』に対して、伊津野氏が最初にPV を見た時と、実際に現場でコンセプトを聞いた時に受けた印象の変化や、外山が本作で表現したいひとつのテーマである「日本の青年コミック」に対する想いなど、新作のコンセプトが垣間見える内容となっています。

今後も「Golden Hour」シリーズは様々なゲストをお招きして皆様にお届けしていく予定です。

Bokeh Game Studio のYouTube チャンネルのご登録もぜひよろしくお願いいたします。

【ゲストプロフィール】

伊津野英昭 – Hideaki Itsuno –

株式会社カプコン ゲームクリエイター

1994 年プランナーとしてカプコンに入社し、『ストリートファイターZERO』を始め数々の作品に参加している。ディレクターとしての代表作は『ドラゴンズドグマ』、『デビルメイクライ』シリーズ、『私立ジャスティス学園』シリーズ。現在は『ドラゴンズドグマ 2』制作に取り組んでいる。

『ドラゴンズドグマ』公式サイト https://www.dragonsdogma.com/ja-jp/

外山圭一郎氏と伊津野英昭氏による対談映像が公開1

【過去のGolden Hour 対談動画】

「Golden Hour – Guest: Shinji Mikami」三上真司氏(https://youtu.be/212JAZqZBTs

「Golden Hour – Guest: Shuhei Yoshida」吉田修平氏(https://youtu.be/0DZwdAKjs3w

【Bokeh Game Studio SNS】

YouTube :https://youtube.com/c/BokehGameStudio

Twitter :https://twitter.com/BokehGameStudio

Instagram :https://www.instagram.com/bokehgamestudio/

Facebook :https://www.facebook.com/BokehGameStudio/

Web サイト :https://bokehgamestudio.co.jp/

コピーライト:©Bokeh Game Studio Inc.

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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