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世界的音楽アワード「グラミー賞」に新設されたビデオゲーム楽曲を対象とした部門賞のノミネート作品が発表。2023年2月5日に受賞結果を発表予定

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 ザ・レコーディング・アカデミーは、主催している音楽アワード「2023年度の第65回グラミー賞」について、新設したビデオゲーム楽曲を対象に含む部門賞「Best Score Soundtrack for Video Games and Other Interactive Media」のノミネート作品を発表した。

 受賞結果は、現地時間2023年2月5日に発表予定だ。

 「Best Score Soundtrack for Video Games and Other Interactive Media」のノミネート作品は以下のとおり。

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(画像はSteamより)

■『Aliens: Fireteam Elite』オースティン・ウィントリー(コンポーザー)

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(画像はEpic Games Storeより)

■『アサシン クリード ヴァルハラ:ラグナロクの始まり』ステファニー・エコノム(コンポーザー)

「グラミー賞」に新設されたビデオゲーム楽曲を対象とした部門賞のノミネート作品が発表_003
(画像はPS Storeより)

■『コール オブ デューティ ヴァンガード』ベアー・マクリアリー(コンポーザー)

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(画像はSteamより)

■『Marvel’s Guardians Of The Galaxy』リチャード・ジャックス(コンポーザー)

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(画像はSteamより)

■『Old World』クリストファー・ティン(コンポーザー)

 「グラミー賞」は、アメリカで開催される音楽業界において優れた賞を表彰する世界でもっとも権威ある音楽賞のひとつ。1959年から続いており、レコーディング・アカデミーの会員の投票によって各賞が決定する。

 「Best Score Soundtrack for Video Games and Other Interactive Media」(ビデオゲームおよびその他のインタラクティブメディアの最優秀スコア サウンドトラック賞)は、今回の第65回グラミー賞から新設された賞だ。

「グラミー賞」に新設されたビデオゲーム楽曲を対象とした部門賞のノミネート作品が発表_006
(画像はTwitterより)

 対象期間内に発売されたビデオゲームやその他のインタラクティブメディアのために制作された、またはそれに付随する、オリジナルスコアを主とするスコア、サウンドトラック、アルバムの中から、優れた作品を表彰する。

 なおビデオ ゲームの音楽自体は1999年からグラミー賞にノミネートされる資格を持っており、2011年に『Sid Meier’s Civilization IV』のオープニングテーマ「Baba Yetu」がBest Instrumental Arrangement Accompanying Vocalists部門で受賞、また2013年には『風ノ旅ビト』がBest Score Soundtrack For Visual Media、2014年には『Call of Duty: Black Ops 2』が同じくBest Score Soundtrack For Visual Mediaなどをを含む4部門にノミネートされたことがある。

 また2022年には『星のカービィ スーパーデラックス』のアレンジ楽曲がBest Arrangement, Instrumental or A Cappella部門で受賞をはたしている。

 今回は、初のビデオゲームのために新設された部門賞の栄冠がどの作品に輝くか注目といえそうだ。受賞結果は、現地時間2023年2月5日に発表を予定している。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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