12月4日(日)に配信された「INDIE Live Expo」にて、『ひとりぼっち惑星』や『おわかれのほし』などを手がけるところにょり氏による新作パズルアドベンチャー『違う冬のぼくら』において、ゲームの詳細が発表された。
また、2月14日(火)にPC(Steam)向けにアーリーアクセスを開始する。
『違う冬のぼくら』は、ふたりプレイ専用のパズルアドベンチャー。お互いの画面を見ることは禁止されており、プレイヤーはお互いに会話でそれぞれの状況や見えているものを伝えながらプレイを進めることとなる。
プレイヤーごとに画面に映る世界は全く異なるものとなっていることが今回明らかとなり、画面にはそれぞれにこやかな動物のキャラクター、もう一方は不気味な機械のようなキャラクターが映し出されている。
また、フィールド上のオブジェクトはそれぞれの世界で異なる動きをするとのこと。物語の途中ではいくつかの「重要な選択」が迫られるとのことで、ところにょり氏らしい一筋縄ではいかない物語が描かれそうだ。さらに、この選択肢によって物語は分岐する。
物語は家出した少年ふたりが「鹿の死体」を見つけて気を失い、目が覚めると異なる世界が見えるようになっていたことをきっかけに展開。少年たちは協力して元の世界に戻ることを目指す。
『違う冬のぼくら』は2月14日(火)より、PC(Steam)向けにアーリーアクセスを開始。なお、アーリーアクセス版にてストーリーのエンディングまでプレイが可能となっている。
リリース全文は以下のとおり。
『ひとりぼっち惑星』ところにょり最新作、2人専用パズルアド ベンチャー『違う冬のぼくら』が2023年2月14日(火)に Steamアーリーアクセス開始!
2022年12月4日(日)配信のインディゲーム番組「INDIE Live Expo Winter 2022」内で紹介され た講談社ゲームクリエイターズラボの話題作!
講談社ゲームクリエイターズラボ支援作品『違う冬のぼくら』が、2023年2月14日(火)にSteamに てアーリーアクセス開始となります。 本作は『ひとりぼっち惑星』や『おわかれのほし』など、独自の世界観を持った作家性の強い作品 づくりで知られるインディゲームクリエイター・ところにょり氏の最新作です。
きみとぼくの見ている世界は、ほんとうに同じだろうか。 認知の常識を問い直す、2人専用パズルアドベンチャーゲーム
【発売日】
2023年2月14日(火)アーリーアクセス開始 ※アーリーアクセス版でもストーリーはエンディングまでプレイできます。
【ジャンル】
2人専用パズルアドベンチャー
【配信プラットフォーム】
Steam
※他機種版も順次リリース予定
【Steamストアページ】
https://store.steampowered.com/app/1801110/BOKURA/
【ゲーム説明】
本作は「2人プレイ専用」パズルアドベンチャーゲームです。 端末2台で遊ぶ2人プレイ専用ゲームであり、 協力ゲームでありながら両者の画面に映っているものがまったく違っています。
例えば、同じ人間を見ているはずなのに、片方にはそれが絵本のような動物のキャラクターに見 え、もう片方にはそれがロボットのように見えています。 (その認識の違いによって、フィールド上のオブジェクトがそれぞれの世界で異なる働きをします) プレイヤーたちは自分にしか見えていないことを会話によって相手と共有し、 協力して謎やパズルを解くことで旅をつづけていきます。 オンラインによって、離れた場所で通話しながらのプレイも可能です。
基本的なゲームシステムは横スクロールのパズルアドベンチャーで、 その中に2人での協力プレイ要素が入っています。 物語の途中でプレイヤーたちに迫られる、いくつかの重大な選択。 そこでの選択によって、展開は複数に分岐します。
【このゲーム最大の特徴】
このゲームが他のゲームと大きく異なるのは「一緒に遊ぶ相手が必要」だという点です。 1人でも、コンピューター(CPU)相手でも、このゲームをプレイすることはできません。 必ず2人のプレイヤーが必要となります。 つまりこのゲームは「誰と一緒に遊ぶのか?」を決めるところからスタートします。 総プレイ時間は3〜4時間程度。その中で2人のプレイヤーはお互いに話し合い、 認識を擦り合わせ、問題を解決し、そして重大な決断を下します。
【ストーリー】
家出をした2人の少年が、旅の途中で発見した「鹿の死体」。 それを見た彼らは気を失い、お互いの見るものすべてが違って見えるようになってしまった。 片方は動物の世界、もう片方は機械の世界。少年たちは自分の身に起きた謎を解き明かし、 元の世界に戻ることはできるのか?
【クリエイタープロフィール】
ところにょり
〈Twitterアカウント:https://twitter.com/tokoronyori〉
インディゲーム開発者。独特な世界観とアートセンスを持ち、 オリジナリティ溢れる不思議な作品を次々と生み出している。 代表作『ひとりぼっち惑星』は2016年、SNS上で大きな話題を呼んだ。 講談社ゲームクリエイターズラボの第1期メンバーとして、 2人専用パズルアドベンチャーゲーム『違う冬のぼくら』をリリース。 ゲームシステムに「特殊な設定」を組み込むことで、 「ゲームでしか出来ない体験」を作り出すことを得意としている。
【クリエイターコメント】
自分の見ている世界は、本当にみんなと同じ世界なのかと考えたことはないでしょうか。 『違う冬のぼくら』は、自分の世界が、みんなと同じ世界ではなくなってしまった2人の少年のゲー ムです。
相手と見ているものが噛み合わない困難を2人で乗り越え、少年たちの物語を通して、 ぜひ「あのころの友情」を取り戻してください。
【商品情報】
■タイトル:『違う冬のぼくら』
■プラットフォーム:Steam https://store.steampowered.com/app/1801110/BOKURA/
■対応言語:日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)
■リリース日:2023年2月14日(火)
■ジャンル:2人専用パズルアドベンチャー
■希望小売価格:未定
■プレイ人数:2人
■パブリッシャー:株式会社講談社 ©tokoronyori/Kodansha Ltd.