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100万枚のクッキーを焼く速度を競う『クッキークリッカー』のRTAトーナメントが「RTA in Japan Winter 2022」にて開催。静寂の開場に響くクリック音

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 12月26日から開催されている、ゲームのクリアタイムを競うリアルタイムアタック(RTA)チャリティーイベント「RTA in Japan Winter 2022」にて27日、クッキーを永遠に焼き続けるゲーム『クッキークリッカー』のRTAトーナメントが開催された。

 今回披露されたのは同作にて100万枚のクッキーを焼く速度を競う種目で、トーナメントにはしたい氏、コーリャン氏、むんべちゃん氏、あすなろ氏、きっかん氏、1000ju氏が参加、解説はあさぎ氏がつとめた。

 『クッキークリッカー』は、2013年に公開されたブラウザゲームだ。クリックと時間経過を軸に、徐々に1度に焼けるクッキーの枚数などの数字がインフレする様子が特徴的な、クリッカーゲームの先駆けとなったタイトル

 ゲームが始まると、プレイヤーはいっせいに画面左側に鎮座する大きなクッキーをクリックしはじめる。この大きなクッキーをクリックすることで、クッキーを1枚生成できる。

 NES版『テトリス』の世界大会決勝進出者をはじめとした、そうそうたる顔ぶれの中でおこなわれた本トーナメント。参加者はスタートしてまもなく、0.3秒間に5回クリックすることで手に入る実績「奇怪なクリック」を解除しており、そのクリック速度はあの高橋名人にも引けを取らないという。

100万枚のクッキーを焼く速度を競う『クッキークリッカー』のRTAトーナメントが「RTA in Japan Winter 202_001
(画像はYouTube – クッキークリッカー – RTA in Japan Winter 2022より)

 全参加者が10分前後で100万枚のクッキーを焼く接戦が繰り広げられた今回のトーナメントは、10分25秒という記録を打ち出した、あすなろ氏の勝利で幕を閉じた。

 あすなろ氏は完走した感想として「練習すればするほど連打力が落ちてきて、本番をどうしようかと思っていたが、トナカイを最初のアップグレード後に使えばいいのではないか?などの研究は生きたと思う」と述べた。
 ただクッキーをクリックするだけではなく、クッキーを焼くための便利な施設を強化するなどの駆け引きが、このゲームのRTAを地味なものにしていないポイントなのだろう。

 解説のあさぎ氏によれば「クリスマスシーズンは、(ゲームシステムの恩恵があるため)クッキーを焼くのに適した季節」とのことなので、年末年始にクッキーを焼いてみてもいいだろう。

 「RTA in Japan Winter 2022」は、12月31日まで開催中、TwitchのRTA in Japanチャンネルでは現在、開催中の様子や開場の模様を24時間ライブ配信している。

 また同イベントで得られた収益のうち、配信収益から税金を差し引いた全額およびチャリティグッズの売上の一部を「国境なき医師団」へ寄付する予定だ。

ライター
最近ゲーム業界にサメ映画ブームが来ている気が・・・え? 『スター・ウォーズ』のゲームが出すぎて手が回らない毎日。1日36時間欲しい。

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