いま読まれている記事

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表。制作陣にはあおきえい監督らアニメ『アルドノア・ゼロ』のスタッフが再集結

article-thumbnail-230120t

 KADOKAWAは1月20日(金)、マシンスポーツ「フォーミュラ4(F4)」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』を発表した。制作はテレビアニメ『アイドリッシュセブン』シリーズ『アルドノア・ゼロ』で知られる制作会社のTROYCAが担当する。

 『オーバーテイク!』は、F1を頂点に置くフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、“モータースポーツの甲子園”にあたる「フォーミュラ4(F4)」の魅力を映し出した作品である。作中ではとある理由によってスランプの渦中にあるフォトグラファー「眞賀孝哉(まどか こうや)」と、ひたむきな高校生F4レーサー「浅雛 悠(あさひな はるか)」のふたりを中心に物語を展開。、性格も年齢も異なるふたりが弱小チーム「小牧モータース」とともに成長していく様子を描いていく。

 発表によると小西克幸さんが眞賀役を務めるほか、浅雛役は古屋亜南さんが担当。あおきえい監督やスーパーバイザーの高山カツヒコ氏をはじめ、メインスタッフにはテレビアニメ『アルドノア・ゼロ』のスタッフが再集結しているという。

 今回の発表にあわせて作品の公式ティザーサイトと公式Twitterアカウント(@komaki_motors)がオープンしているほか、同日に実施された制作発表会ではあおき監督や小西さん・古屋さんらメインスタッフが登壇した。作品の詳細やプロジェクトの立ち上げに関する経緯、初アフレコの感想なども語られているので、興味があればあわせてチェックしておくとよいだろう。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


KADOKAWA×TROYCA オリジナルTVアニメ
『オーバーテイク!』
メインスタッフ・キャスト発表
ティザービジュアル、PV公開!

この度、KADOKAWAとアニメーション制作会社TROYCAがタッグを組んだオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』のメインスタッフ・メインキャストが発表、ティザーPVとティザービジュアルが公開となりますのでお知らせいたします。
本作のメインスタッフには『アルドノア・ゼロ』のスタッフが再集結し、TROYCAによるハイクオリティのアニメーションで本作が描かれます。
今回発表されるティザービジュアルには主人公・浅雛悠(あさひなはるか)と、眞賀孝哉(まどかこうや)の二人が作品の題材となっているF4(フォーミュラ4)のマシンとともに描かれています。
合わせてメインスタッフ、キャストからのコメントも到着いたしました。

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_005

【スタッフ】

原作:KADOKAWA × TROYCA
監督:あおきえい
シリーズ構成:関根アユミ
スーパーバイザー:高山カツヒコ
キャラクター原案:志村貴子
キャラクターデザイン:松本昌子
アニメーション制作:TROYCA

【キャスト】

浅雛悠:古屋亜南
眞賀孝哉:小西克幸

ティザーPV
https://www.youtube.com/watch?v=x9H2uJxOREs

公式サイト
https://komaki-motors.com/

公式Twitter
@komaki_motors

【イントロダクション】

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_006

「F4」、フォーミュラ4。
「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。
そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。
眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、現在はとある理由によってスランプの渦中にある。
取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを目の当たりにする孝哉。
その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを自身の裡に蘇らせる……。
それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、悠を応援しその夢を叶えようと決意。
いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく——。

【キャラクター】

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_007

浅雛悠(あさひなはるか)
CV:古屋亜南
「小牧モータース」に所属する、寡黙な高校生「F4」レーサー。
「応援なんていらない」と放言する頑なな性格で、表彰台に立つという夢を果たすため、ただひたむきに走り続ける。
普段は小牧家に居候をしつつ、新聞配達のアルバイトをしている。

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_008

眞賀孝哉(まどかこうや)
CV:小西克幸
フリーのフォトグラファー。
かつてはフォトジャーナリストとして一定の評価を得ていたが、現在はプロとして致命的な弱点を抱え、スランプに陥っている。
ふとしたきっかけで訪れたスーパーGTの取材で「F4」レーサー・浅雛悠の走りを見て、久しく忘れていた胸の高鳴りを思い出し、悠のために行動しようと決意する。

【スタッフコメント】

監督:あおきえい
『オーバーテイク!』のそもそもの企画タイトルは『F4』でした。
F4…フォーミュラ4とは、実際に存在するモータースポーツのカテゴリーです。本作はこのF4についての物語になります。
最近のアニメではあまり見ないですよね、レースもの。
僕自身、初めて手掛けるジャンルで、新鮮な気持ちで作業しています。
とはいえ、ひとつの世界についての閉じた話にならないよう、モータースポーツについて興味のない方にも楽しんでもらえるよう、特にシナリオ面でかなり注意しました。その結果がフィルムに出ているといいな、と思います。
みなさんにも是非、作品を楽しんでもらえたら幸いです。

シリーズ構成:関根アユミ
監督はあおきさん、スーパーバイザーは高山さんという、私にとって世界で一番尊敬&頭が上がらない(笑)布陣でバシバシにしごかれながら脚本会議をして頂きました!この作品を通して、何かに熱中することの楽しさや苦しさ、そして尊さを改めて教えてもらったように感じます。
人生ままならないことが多いですが、今そう感じている誰かの生きるヒントとなれば幸いです。

スーパーバイザー:高山カツヒコ
僕も二輪、三輪、四輪に乗っていて、時にはレースに参加したりもしますが、モータースポーツはスゴク楽しい!ハンドルの付いたジェットコースターで競争するような感覚です!モータースポーツは、アグレッシブさと同時に冷静さ、繊細な正確さ、判断力と決断力、そして何より体力がないと速く走れない、正にスポーツ!
今作はF4で戦う少年レーサーと、それを見守るカメラマンのストーリー。冷静に燃える男たちの熱いドラマが展開されます!乞う御期待!

キャラクター原案:志村貴子
またトロイカの皆さんとお仕事が出来て光栄です。
私の担当したキャラクター原案は本当にメインキャラの一部ですしとてもざっくりとしたラフなものでしたがキャラクターデザインの松本さんが見事に柔らかく表情豊かに仕上げてくださいました。
完成したものを拝見できるのが今からとても楽しみです。
皆さまもどうぞ一緒に楽しんでくださいますように。

キャラクターデザイン:松本昌子
今回の作品は2、3年前に話を聞いて、また一緒にあおき監督と原案の志村さんとやるんだなあと、前の作品を思い出しながら、ドキドキとワクワクと不安が混ざった感覚が蘇ってきました。まだシナリオを読んでいなかった時は、志村さんの原案を今度はどんなふうに完成させようかなとイロイロ考えていましたが、いざ内容を確認すると車の話だとわかり……(免許もない、運転も小学2年の時ボーリング場に併設されたゴーカート乗ったくらいで、まじで私がやんの?と)、円グラフの半分を占めていた私のワクワクは不安と逆転しました。ですが、志村さんから上がってきたキャラクターを見たらそんな不安は消え(基本はポジティブなので)、どんどん筆が進みました。
あおきさんからダメって言われるかもしれないけど変顔入れよーとか、楽しく描くことができました。(前作品は、7.5回リテイクくらいましたが今回は2、3回でした、よかったー!!)

【キャストコメント】

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_009

浅雛悠(あさひなはるか)役:古屋亜南
浅雛悠役を演じさせて頂くことになりました。古屋亜南です。 TVアニメの主役が初めてなので全てが新鮮で、とても緊張していますが、本作品に携わることが出来てとても嬉しいです。
悠は一見クールなキャラクターに見えますが、負けず嫌いで年相応の少年らしさも持っています。
その想いはどこから来ているのか。
自分なりにですが、彼と一緒に色々なものを見て歩んでいきたいと思います。
魅力的なキャラクター達がF4を通して織りなす物語を、皆さんもぜひ楽しみにしていてください!

“モータースポーツの甲子園”「フォーミュラ4」を題材としたオリジナルTVアニメ『オーバーテイク!』が発表_010

眞賀孝哉(まどかこうや)役:小西克幸
とても人間臭いといいますか、アニメアニメな感じではなく、人間同士のリアルなドラマを描いている感じがします。
ですので今後もアフレコが楽しみですね。
1人の人間を演じきりたいと思います。

【ティザーPV 場面カット】

©KADOKAWA・TROYCA/オーバーテイク!製作委員会


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ