日本一ソフトウェアは1月26日、『魔界戦記ディスガイア７』を発表した。
対応プラットフォームはPS4、PS5、Nintendo Switchで、発売時期は2023年の1月26日を予定している。
価格はいずれも税込で通常版がパッケージ・ダウンロードともに7678円、デジタルデラックス版は1万978円となる。
『魔界戦記ディスガイア７』はPS2向けに発売された2003年のシミュレーションRPG『魔界戦記ディスガイア』を原点とする同名のシリーズ最新作だ。本作はシリーズ初となる和風の魔界「日ノ本魔界群」を舞台に、シリーズならではのやりこみ要素とダイナミックに常識を破壊する新システムを携えた作品となる。
本作の主人公は貧乏で人情嫌いなはぐれ武士「フジ」と勘違い日ノ本オタクの若手社長「ピリリカ」で、凸凹コンビのふたりと仲間たちが信念のために共闘していく様を描く。
ゲームプレイはグリッド上のマップで自軍のユニットに命令し、敵軍と戦うシミュレーションRPGの形式を取っている。ディスガイア特有のコマンドとして、一時的にキャラクターをマップの上空に移動させる「持ち上げ」とキャラクターを大幅に移動させる「投げ」も搭載される。
本作より追加された新要素は、キャラクターが盤面から飛び出すほど超巨大化するシステム「弩デカ魔ックス」だ。巨大化したキャラクターは全体攻撃やステージ上に用意された巨大な宝箱を開けることができる。また、本システムは味方キャラクターのみならず敵も使用するため、戦闘中にはしばしば最大級のスケールで戦闘を楽しめるだろう。
さらに、メインキャラクターゲームを進めることでは強力な武器「始祖の七振り」を使用でき、戦闘をとおして「神討ゲージ」を貯めれば神器の力を解放する「神討モード」へ移行できる。神討モードになったキャラクターは能力値が向上し、それぞれに対応した特殊なスキルと技が解放されるという。
 |
また、本作では『魔界戦記ディスガイア６』と同じくキャラクターを3DCGで描く形式を採用し、前作では廃止されていた男女2パターン形式が復活。シリーズ最多である45体の汎用キャラクターが3DCGで描かれるほか、イベントシーンでは原田たけひと氏によるキュートなイラストを楽しめる。
 |
くわえて、本作では自分だけの性能をもった最凶武器をつくれる新システム「アイテム転生」が追加され、『ディスガイア6』で廃止となっていた武器技が復活する。さらに、武器のみならずキャラクターの転生システムも行えるため、最強の武器や最強のキャラクターを作成する充実したやりこみプレイが可能だ。
 |
このほかに、リニューアルされたAIをプレイヤーがカスタマイズするシステム「魔シンエディット」やシリーズ初のオンライン対戦機能「ランクバトル」が追加。『ディスガイア』シリーズの伝統である「やりこみ要素」はそのままに、追加されたダイナミック新要素を楽しもう。
シリーズの伝統的な精神性とシステムを引き継ぎながらも新たな挑戦を試みる本作。正品版にデータを引き継げる無料体験版もPSストアとニンテンドーeショップにて配信されているため、興味がある読者は実際にプレイしてみてはいかがだろうか。
 |
