学生開発チームProject STRAINは1月28日、和風ホラーゲーム『STRAIN』の配布をWindows PC向けに開始した。価格は無料で、公式サイトよりダウンロード可能となっている。なお本作はPlayStationコントローラーでのプレイが推奨されている。
本作の舞台となるのは、1962年の京都だ。1週間前、この地ではとある男性が失踪し、のちに赤山という場所で同男性の車が発見、さらに近隣の廃村で女性の遺体が発見され、ふたつの事件の関連性が疑われていた。
本作の主人公は、その廃村内と思しき、とある荒れ果てた日本家屋で目を覚ますことになる。不気味な屋敷は怨霊の棲家であり、また同じ場所がループする無限回廊と化している。主人公は屋敷内を探索して残された手記を探し、なぜ屋敷が荒れ果てたかを調べながら、脱出の糸口を探ってゆくこととなる。
本作は恐怖演出として「音」の要素に大きくフォーカスが当たっているのがひとつの特徴となっている。立体音響技術によって再現される、ギシギシときしむ床の音などは非常にリアルな作り込みで、和風のビジュアルと相まって、冷たく染み込んでくるような和風ホラーらしい恐怖体験を味わうことができる。
また怨霊が現れた際には、「息を殺す」アクションによってみずからの気配を殺し、気づかれないようにやり過ごすことも必要だ。身をかがめ、高鳴る心臓を抑えながら、怨霊が去るのを待って探索を続けよう。
本作は専門学校HALの卒業制作として、学生で結成した開発チームProject STRAINによって開発された作品であるとのことだ。メンバーのひとりである柏木一樹氏は、自身のツイッターアカウント上で本作を「最恐」を目指したホラーゲーム作品であると語っている。
卒業制作で作ったゲームが公開されました
— 柏木一樹/Kazuki Kashiwagi (@kazukikashiwag1) January 28, 2023
「最恐」を目指したホラーゲーム作品になります。
PCとPS / XBOXコントローラーがあれば無料で出来るので、是非やってみてください！https://t.co/ZG2f6KzS4t
本作は公開中のReadme.txtによると、実況プレイも許可するとしている。なおゲーム実況の動画説明欄には公式サイトおよび公式TwitterアカウントのURL表記が必要とのことだ。詳細については公式サイトにて本作とともに公開中のReadme.txtを確認されたい。
『STRAIN』公式サイト
— Project STRAIN (@ProjectStrain) January 28, 2023
こちらからゲームがダウンロード出来ますhttps://t.co/0gOxIG1Vjw
また本作は、将来的にSteamにてアップグレード版の販売も予定しているという。こちらの発売時期・価格については未定となっている。
『STRAIN』は現在、Windows PC向けに配布中だ。価格は無料で、公式サイトよりダウンロード可能となっている。気になった方はこの機会に、背筋も凍る和風ホラーの世界へ飛び込んでみてはいかがだろうか。
