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『FF14』“絶オメガ検証戦”の不正行為について吉田直樹氏よりお知らせが公開。外部ツールの使用には「僕個人としても非常にがっかりしています」とのコメントも

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 1月31日(火)、『ファイナルファンタジーXIV』(以下、FF14)の“絶オメガ検証戦”における不正行為について、プロデューサー兼ディレクターを務める吉田直樹氏からのお知らせが公開された。

 今回のお知らせはパッチ6.31にてリリースされた高難易度コンテンツ“絶オメガ検証戦”において、いくつかの不正に関する情報がコミュニティ上で確認されており、その調査や対応などを伝えるもの。まず“絶オメガ検証戦”の攻略に際して、外部ツールが使用されているとの情報が広がっている件については吉田氏も把握しているという。

 こちらについては通報、自己申告などの内容も踏まえて調査を進めている段階にあり、その上で外部ツールの使用が明らかになった場合はアカウントの一時利用停止、永久利用停止などのペナルティを付与するとのこと。また、過去に判明した不正事例にもペナルティを付与しており、一切不問にはしていないという姿勢をあらためて表明した。

 なお『FF14』については利用規約において「外部ツールの仕様は一切禁止」と定められている。外部ツールに関する方針、ポリシーなどについては過去の『FF14』公式トピックスやプロデューサーレターなども参照されたい。

『FF14』“絶オメガ検証戦”の不正行為について吉田直樹氏よりお知らせが公開1
(画像は『ファイナルファンタジーXIV』公式トピックスより)

 また“絶オメガ検証戦”クリア時のカットシーンが、クリアされていない段階で動画投稿サイトなどに公開されたことも確認済み。こちらの件については公開環境において巧妙に偽装された情報パケットが送信され、カットシーンを再生するための再生条件フラグを操作されたことが原因だったとのこと。引き続き、さらなる対策方法を検討し、対応を強化していくとしている。

 上記とは別に公開環境では撮影不可能な映像が一部に出回っていることも確認しており、こちらについても徹底的な調査を継続し、対象者が特定できしだい厳しく処罰する姿勢を示した。

 「最後に」の項では前回の“絶竜詩戦争”に続いて外部ツールによる騒動が発生してしまったことについて、吉田氏個人としても「非常にがっかりしています」と発信。「外部ツール不正使用が調査によって明らかになった場合、少なくとも僕は、当該チームをワールドファーストチームとは認めません」とのコメントが公開されている。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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