マイクロソフト社長兼副会長のブラッド・スミス氏は自身のTwitterアカウント(@BradSmi)を通じて、一人称視点シューティングゲーム『コール オブ デューティ』シリーズをNintendo Switchへ向けて提供するため、任天堂と「法的拘束力のある10年の契約を締結した」と伝えた。
あわせて、今後登場する『コール オブ デューティ』シリーズ作品のNintendo Switch版にXboxコンソール版と同じコンテンツ・同じ機能を搭載して同時発売する方針を示している。
https://twitter.com/bradsmi/status/1627926790172811264
マイクロソフトは2022年1月に『コール オブ デューティ』シリーズの販売元であるアクティビジョン・ブリザードの買収方針を示しており、2022年12月上旬には今回の発表に関するコミットメントの締結を伝えていた。スミス氏は投稿のなかで、本発表に関して「Xboxのゲームと『コール オブ デューティ』のようなActivisionのタイトルを、より多くのプラットフォームでより多くのプレイヤーに提供するという我々のコミットメントの一部に過ぎない」とのコメントを伝えている。
なお、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収は、アメリカ・イギリス・EU(欧州連合)など複数の国と地域で市場競争への懸念や独占禁止法への抵触が提起されており、記事の執筆時点でも買収は完了していない。本発表の内容が現実のものとなるのはまだまだ先のこととなりそうだ。
マイクロソフトは、Activision Blizzard King. (@ATVI_AB)との買収完了後、任天堂(@Nintendo)へ「Call of Duty」 を今後 10 年提供するコミットメントを締結しました。
— Xbox Japan (@Xbox_JP) December 7, 2022
マイクロソフトはより多くのゲームをより多くの人々に届けることに取り組み続けます。 https://t.co/Ae8ZV1h4BI