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SIEインディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏が英国アカデミー賞ゲーム部門の「フェローシップ賞」を受賞。独立系ゲーム開発のサポートで業界に寄与

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 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は3月16日(木)、英国映画テレビ芸術アカデミー(以下、BAFTA)が主催する「BAFTA Games Awards(英国アカデミー賞ゲーム部門)」について、SIEインディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏に「フェローシップ賞」が授与されることを明らかにした。

 BAFTA公式のウェブサイト公式Twitterアカウント、および吉田氏のTwitterアカウントも同様の内容を伝えており、授賞式の様子は日本時間3月31日(金)午前2時50分ごろからTwitch上で全世界へ中継される予定だ。

SIEインディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏が英国アカデミー賞ゲーム部門の「フェローシップ賞」を受賞_001

 今回で第19回目となる「BAFTA Game Awards」は、イギリス最高の権威と世界的な影響力をもつ映画賞「英国アカデミー賞」で知られるBAFTAがゲームに関連した業績を称える目的で2003年から実施しているゲームアワードのひとつである。本アワードでは一般投票枠の「EE Game of the Year」賞を除くすべての部門で業界の専門家らによって投票されており、ゲーム部門においても比較的強い影響力を持つ。

 部門賞のひとつである「フェローシップ賞」はゲームの分野で多大なる貢献をした人物へ送られる賞で、過去にはコジマプロダクションの小島秀夫監督や任天堂の宮本茂氏も受賞者に選ばれている。

 吉田氏は、1993年に当時のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)へ配属。初代PlayStationの発売に貢献したほか、2008年にSCEワールドワイド・スタジオの社長に就任し『アンチャーテッド』『ゴッド・オブ・ウォー』『The Last of Us』など著名なフランチャイズ作品の誕生に携わってきた。

 また、現職のインディーズ イニシアチブ代表としても、インディーゲーム開発者が独創的なアイデアをプレイステーションのプラットフォーム上で形にできるよう、パートナーシップ契約やプロモーションなどの積極的なサポート戦略を展開している。

ゴッド・オブ・ウォー | ゲームタイトル | PlayStation
(画像はゴッド・オブ・ウォー | ゲームタイトル | PlayStationより)
SIEインディーズ イニシアチブ代表の吉田修平氏が英国アカデミー賞ゲーム部門の「フェローシップ賞」を受賞_002
(画像はThe Last of Us Part I | ゲームタイトル | PlayStation (日本)より)

 BAFTAの最高経営責任者(CEO)を務めるJane Millichip氏は受賞を伝える公式発表のなかで「彼の協調的で協力的なアプローチは業界を進歩させ続け、自身のプラットフォームを利用してほかの人々の声や技術を促進し、独立したデザイナー、スタジオ、クリエーターの仕事を支持する」と吉田氏の活動を評価した。

 一方、発表を受けた吉田氏はツイートで「初代プレイステーションから現在まで、たくさんの才能と情熱溢れるゲームディベロッパーさんと仕事させていただく幸運に恵まれました。」と感謝の言葉を伝えている。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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