映画『ハリー・ポッター』シリーズの舞台裏を紹介する体験型施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のチケット販売が3月22日(水)にスタートし、オンライン上で16万人超のファンが殺到し待機する異例の状況となっている。
ワーナー ブラザース スタジオ ジャパンが東京・としまえん跡地に開業する「スタジオツアー東京 ーメイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、映画『ハリー・ポッター』シリーズや『ファンタスティック・ビースト』シリーズにおける制作の舞台裏を体験できるエンターテインメント施設である。施設内部には魔法使いたちの学校「ホグワーツ」へ向かう鉄道「ホグワーツ特急」や、物語の舞台のひとつである「ダイアゴン横丁」のセットなどが展示されている。本施設は6月16日(金)にグランド・オープンを迎える予定だ。
2012年にイギリスでオープンした類似の施設「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」はこれまで1700万人以上の来場者を数え、今なおその人気は高くチケットの入手も困難を極めるという。
大人気の施設がアジアで初めて開業するという快挙もあってか、22日にオープンしたチケットの予約販売ページは公開直後から大盛況となった。待機画面では進行度を示すプログレス・バーらしき部分で「金のスニッチ」が際限なく飛び続け、待ち時間の目安は推定「1時間以上」のまま微動だにしない。かといって、順番が来てからチケット購入ページへ入って手続きを取れる猶予も10分間しか用意されておらず、またネット上の反応によるとサイト負荷の影響か時間内では満足な操作もままならないケースが存在するようで、うかつに画面の前からも離れられない状況だ。
ハリポタのチケット3時間半粘って購入ページまで来たのに、購入時間10分しかないのに読み込み激遅だから最後のページでタイムアウトされて買えなかったんだけど流石にブチギレチサートだわ😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇
— 秋田知里(仮面ライダーGIRLS) (@Chisato_Wizard) March 22, 2023
今回販売されるチケットは9月30日(土)までの来園期間を対象にしているとのことだが、大蛇“バジリスク”のように長く続く待機列を脱したとき、空いている日程は果たして存在するのだろうか。一介のマグルがその答えを知るには、実際に列へ並ぶよりほかになさそうだ。