key 13 filmは3月29日、ジョージ・A・ロメロ監督・脚本によるお蔵入りとなった『バイオハザード』に迫るドキュメンタリー『George A. Romero’s Resident Evil: A Documentary』のティザー映像を公開した。
公開時期は2024年となり、日本での公開は未定だ。
『George A. Romero’s Resident Evil: A Documentary』は、ゾンビ映画の始祖として知られるジョージ・A・ロメロ氏が監督および脚本を務めて『バイオハザード』の実写映画を制作する予定があったが、最終的に制作されず“お蔵入り”となったことに迫るドキュメンタリー作品だ。
2002年にはポール・W・S・アンダーソン氏が監督を務めた実写映画版『バイオハザード』が公開されているが、本映画の制作以前に脚本のドラフトが実施されており、募った脚本の中にジョージ・A・ロメロ氏が手掛けた脚本も存在していた。
なお、ジョージ・A・ロメロ氏が手掛けた『バイオハザード』の脚本は初代『バイオハザード』のシナリオをベースとしたものであったという。
このたびティザー映像が公開されたドキュメンタリー『George A. Romero’s Resident Evil: A Documentary』は、当時のアーカイブ映像やドキュメンタリーの制作にあたって新たに撮影されたインタビューを構成したものとなる。
さらに、劇中にはジョージ・A・ロメロ氏の脚本の一部シーンを独自に再現した映像も収録されるそうだ。ティザー映像にも再現映像と思しきカットが確認できる。
国内向けの上映は記事執筆時点で発表されていないが、興味がある読者はドキュメンタリーを手掛けるkey 13 filmのフェイスブックや公式ウェブサイトをチェックして続報を待とう。