映像制作会社のレジェンダリー・エンターテインメント(以下、レジェンダリー)は、カプコンが手掛ける『ストリートファイター』の新たな長編実写映画を制作中であると発表した。
海外メディアのThe Hollywood Reporterや米IGNなど複数のメディアが報じている。
1987年に開発され、アーケード向けに可動を開始した同名の2D獲得ゲームを原点とする『ストリートファイター』シリーズは、長い歴史を経てシリーズ最新作『ストリートファイター6』が6月2日に控えており、3月31日より開催された格闘ゲームの世界大会「EVO Japan 2023」でも『ストリートファイター5』は白熱した盛り上がりをみせていた。
そんな『ストリートファイター』シリーズは1994年、2009年に実写映画が制作されているが、このたび新たに制作されていることが判明したかたちとなっている。
海外メディアの報道ではレジェンダリー・エンターテインメントが『ストリートファイター』シリーズの映画およびドラマの実写化権利を獲得したと発表し、同社が手掛けるすべてのプロジェクトはカプコンと共同開発されることが明かされている。なお、映画に関する詳細は未だ明かされていない。
映画を制作するレジェンダリーは『DUNE/デューン 砂の惑星』や2014年に公開された『GODZILLA ゴジラ』をはじめとする『モンスター・ヴァース』シリーズを手掛けている。
さらに、同社が手掛けた作品としてはライアン・レイノルズ氏が“ピカチュウ”を演じ話題を呼んだ実写映画『名探偵ピカチュウ』も挙げられる。なかでも『名探偵ピカチュウ』はゲームを実写化した作品として一定の評価を得ているため、『ストリートファイター』の映画にも期待したいところだ。
本作に関しては今後の続報を待つしかないが、ひとまず6月2日に発売される『ストリートファイター6』に備えよう。