「※本記事は2023年4月20日に公開された国内向けの情報番組「Indie World 2023.4.20」の情報を元に記事を更新しています。」
Team Reptileは4月20日、アクションゲーム『Bomb Rush Cyberfunk』を8月18日に発売すると発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam)、Nintendo Switchで、価格は4990円(税込)となる。
『Bomb Rush Cyberfunk』はグラフィティライターとして警官から逃げながらスタイリッシュに街を駆け巡るアクションゲームだ。広大な大都市ニューアムステルダムを舞台に、プレイヤーは頭と記憶を失いAIロボヘッドを装備したライター「レッド」となり、仲間とともに5つの行政区を征服する「オールシティ」を目指していく。
プレイヤーの最終的な目的は、主人公「レッド」の失った頭を取り戻すこと。突如現れた謎の人物による「5つの地区をオールシティすれば頭を返してやる」という言葉が主人公の動機となっており、ゲームを進めれば誰が切り落としたのか、主人公が何者であるのかも明かされていくそうだ。
トレーラーやスクリーンショットのとおりに、本作はセガが2000年にリリースした『ジェット セット ラジオ』に多大な影響を受けた作品となっており、本作ではローラースケートのみならず、スケートボードやBMXで縦横無尽に未来の都市を駆け巡ることが可能だ。
また、本作のキャラクターたちは個人用ジェットパックを装備しており、長いトリックを決めるほどスコアを獲得できる。スコアはブーストパワーとして走行に活用でき、見事なコンボを決めれば無限のブーストパワーを得られる「ボムラッシュモード」が発動する仕様となっている。
「ボムラッシュモード」では極度にスピードが上昇し、ガラスを突き破るといったアクションで特別な隠しエリアに到達することもあるようだ。
街を探索すればスポットを見つけて新たなグラフィティをボムしたり、衣装のカラーバリエーション、ゲーム内で視聴できる楽曲を手に入れることができるという。本作や『ジェット セット ラジオ』の美意識に取りつかれている方は街を徘徊するだけで楽しめそうだ。
さらにゲームは街を探索するのみならず、制限時間内でトリックやコンボによる獲得スコアを競うライバルクルーとの対決も用意され、バトルに勝ったり、街のグラフィティを増やしていくことで各エリアでのプロップス(ストリートでの名声)を得ることができる。
音楽は軽快なダブステップ風のビートを扱ったラップやダンスミュージックが確認できるが、エレクトロニカやIDMのミュージシャンKidkanevil氏の楽曲がサウンドトラックとして収録されるという。さらに、本作には『ジェット セット ラジオ』のサウンドトラックを手がけた長沼英樹氏の楽曲も収録されているという。
『ジェット セット ラジオ』が好きな読者は、晴れて国内向けの発売も正式に発表された本作の発売を待とう。