アメリカの投資金融情報誌“BARRON’S”は現地時間の4月26日(水)、ゲーム会社エレクトロニック・アーツ(以下、EA)のゲーム部門における上級幹部であり、EAの子会社「Respawn Entertainment」(以下、Respawn)の社長も務めるヴィンス・ザンペラ氏へのインタビュー記事を公式サイト上へ掲載し、そのなかでFPS『タイタンフォール』の続編に関する言及をおこなった。
『タイタンフォール』のなかでプレイヤーは、二足歩行の人型ロボット「タイタン」を駆使する超人的兵士“パイロット”として、「フロンティア戦争」と呼ばれる惑星移民団と地球の巨大企業が繰り広げる戦いへと身を投じる。本作は2014年に発売され、2年後の2016年には続編である『タイタンフォール 2』が発売された。
数十人のプレイヤーが少人数のパーティとして分けられ、徐々に狭まっていくエリアの中で最後の一組になるまで争ういわゆる「バトロワ」系FPSとして人気を集める『エーペックス・レジェンズ』もまた『タイタンフォール』と世界観を同じくする作品として知られている。
今回のインタビューは、基本的に4月28日(金)に発売されるゲーム『スターウォーズ ジェダイ:サバイバー』に関する質疑応答が主となっていたが、記者が最後の質問として「『タイタンフォール 3』に今後の可能性はあるのか?」と発言した。
この質問に対し、ザンペラ氏は「現時点では取り掛かっていない」と回答。「実現するところを見たいというのは本心だが、それ(『タイタンフォール 3』)専用の計画は存在していない」とのこと。
また、現在EAが運営中の『エーペックス・レジェンズ』が『タイタンフォール』と世界観を同じくすることに絡めながら、「『エーペックス』のファンではあるが、まだ『タイタンフォール』のファンというわけではない人々を混乱させない方法はあるか? というのは難しい問題だが、最終的にはなにかを見つけ出したい」と表明した。
なお、BARRON’S公式サイトに掲載されたインタビュー全文を読むためには有料プランへの加入が必要だが、『タイタンフォール 3』の可能性に関する質問に関してはBARRON’Sの記者が自身のTwitterアカウント上で公開している(英語)。原文に当たりたい方は、こちらもチェックしてみてほしい。
Vince Zampella tells me he would love to do a Titanfall 3. The dream is still alive.
— tae kim (@firstadopter) April 26, 2023
RT this, to show them you want Titanfall 3 too. https://t.co/mKq1GNmxDU pic.twitter.com/wSR14hBL56