インディーゲーム開発者のもこむ氏は5月31日(水)、ムチムチの「ケモノ」少女たちが活躍するコマンド式RPG『ホワイトクロス』の“Firstバージョン”を配信した。本作はSteamにて無料でダウンロードできる。
なお、“Firstバージョン”では物語の途中まで30時間から40時間分の内容をプレイ可能。キャラクターは最大レベル50まで育成でき、続きは追加コンテンツとして配信される予定だ。
『ホワイトクロス』は人間が絶滅したケモノだけの世界を舞台に、魔王の手で姉を洗脳され、妹を連れ去られた主人公「ミルネ」の旅路をブラックジョーク交じりの軽いノリで描く作品である。本作は『ロマンシング・サガ』から影響を受けており、作中ではハイテンポかつ高難度の戦闘を派手なエフェクトとともに楽しめる。また、全滅した時点での経験値やドロップ品などの状況をそのまま引き継ぐフォロー要素も存在するため、敵の観察やキャラクターの強化を繰り返していくことで強力なボスも乗り越えていけるという。
冒険のなかでは使っている武器の技を習得できる「閃き」やレア装備のドロップ、パッシブスキルの習得に利用できる「スターキャンディ」など、豊富な収集要素も特徴となっているようだ。作中のケモノたちはいずれもモフモフの毛皮や肉付きの良いボディが印象的なデザインで、もこむ氏ならではのこだわりを感じさせる。
『ホワイトクロス』はSteam向けに配信中。Twitterアカウント(@mokotomuku_game)とCi-enで制作の進捗を共有しており、完全版の配信は2023年から2024年ごろを予定しているようだ。今回の“Firstバージョン”は無料でプレイできるため、興味があれば実際にプレイしておくとよいだろう。