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アメリカ南部を舞台にしたアクション・アドベンチャーゲーム『South of Midnight』発表。歌手のロバート・ジョンソン、ウィリアム・フォークナーの小説、映画『狩人の夜』などを参考に独自の世界観を構築

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 Compulsion Gamesは、情報番組「Xbox & Bethesda Games Showcase」にて、アクション・アドベンチャーゲーム『South of Midnight』が発表した。

 発売時期は未定。対象プラットフォームはXbox Series X|S、PC(Steam、Windows PC)。またXbox Game Pass、PC Game Passに対応する。

 『South of Midnight』は、『Contrast』、『We Happy Few』を開発したXbox Game Studiosのスタジオひとつ「Compulsion Games」が開発した新作アクション・アドベンチャーゲーム。

 舞台は、ミシシッピ州などアメリカ南部をモデルにした地域。主人公ヘイゼルが壊れた世界を修復するために、架空の町「プロスペロ」から旅に出発し、その過程でさまざまな神話上のキャラクターたちと出会う。

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 ゲームは、現実と非現実が入り混じる「マジックリアリズム」にフォーカスを当てている内容になっているという。なお、今回はゲームプレイ映像は明らかにされなかったので、どのような作品になっているのか気になるところ。独自のアートデザインが特徴的だ。

 なおさまざまなアメリカ南部の文化からインスピレーションを受けており、今回のトレーラー映像で登場したギターを持った大柄のキャラクターは伝説的なブルース歌手であるロバート・ジョンソンに影響を受けたとのこと。このほかウィリアム・フォークナーの小説や、映画『狩人の夜』なども参考にしているという。

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 情報サイト「Xbox Wire」では本作のインタビューが公開されており、アメリカ南部を描くことや、ゲームではフォーカスされにくい「黒人女性の主人公」を描くことの意気込みを語っている。

 アクション・アドベンチャーゲーム『South of Midnight』がはたしてどのようなゲームになっているのか、今後の続報に期待したい。

※この記事の画像はすべて配信中の映像からキャプチャしています。


ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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