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スクエニのインサイダー事件、中裕司氏に追徴金1億7000万円と罰金200万円の東京地裁の判決。懲役2年6か月と執行猶予4年に

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 先日より実施されていたスクウェア・エニックスでのインサイダー取引を巡る裁判において、被告のひとりであった中裕司氏に東京地裁が判決を下し、懲役2年6か月と執行猶予4年、罰金200万円、そして追徴金1億7000万円余りが言い渡された。TBS Dig Newsが報じている。

 検察側は懲役2年6ヶ月と罰金250万円、追徴金1億7000万円あまりを求刑。中氏側は起訴内容を認めていたが、「積極的にインサイダー情報を閲覧したわけではない」として執行猶予および罰金・追徴金の減額を求めていた。

 中氏は1984年からセガに在籍する『ソニック』シリーズ誕生の中心人物のひとりで、今回の裁判は「『ソニック』の産みの親」が起こした事件として世間からも注目が集まっていた。中氏は2018年にスクウェア・エニックスに移籍し『バランワンダーワールド』の開発ディレクションを担当し、その後退社。その際に『ドラゴンクエストタクト』、『ファイナルファンタジーVII ザ ファーストソルジャー』の未公開情報をもとに各社の株を買い付けていたとされていた。

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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