シミュレーションゲーム『刀剣乱舞 ONLINE』を原作とした新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』において、同作が映画館で上映するシネマ歌舞伎として2024年春に公開が決定した。
『刀剣乱舞ONLINE』は、刀剣が姿を変えた「刀剣男士」とともに審神者として歴史を改変しようとする「時間遡行軍」に立ち向かう刀剣シミュレーションゲーム。脇差はもちろんのこと、短刀や打刀、太刀、大太刀、薙刀、槍、剣と個性豊かな武器をモチーフにした刀剣男士たちが大きな魅力だ。
「新作歌舞伎『刀剣乱舞』月刀剣縁桐」は、『刀剣乱舞 ONLINE』を原案、脚本を松岡亮氏、演出を尾上菊之丞氏、尾上松也氏が手がける歌舞伎。三日月宗近、小狐丸、同田貫正国、髭切、膝丸、小烏丸の六振りが登場する。
本公演では、十三代将軍足利義輝が討たれた「永禄の変」をモチーフに、『刀剣乱舞』の世界観を交えてリメイク。時間遡行軍を食い止めた三日月宗近たち、その甲斐あって足利菊幢丸が元服し、足利義輝を名乗って将軍となるも、魔物に取り憑かれてしまう。
2023年7月に上演され、「刀」というモチーフを扱う『刀剣乱舞』と伝統芸能である歌舞伎のコラボである本作は「とうかぶ」として話題となった。
今回のシネマ歌舞伎化を記念して公開された映像では、尾上松也氏演じる三日月宗近を筆頭に、公演に登場した六振りの刀剣男士たちが喜びを伝えた。
「シネマ歌舞伎『刀剣乱舞』月刀剣縁桐」は2024年春に公開予定だ。