EAのCEOアンドリュー・ウィルソン氏は、『Titanfall』シリーズや『STAR WARS ジェダイ』シリーズなどを手掛けるRespawn Entertainmentが、とても“エキサイティング”なプロジェクトを進めていると、「Goldman Sachs Communacopia + Technology Conference 2023」で明かした。海外メディアVGCが報じている。
RespawnはFPS、TPSの開発が得意なスタジオだ。『Titanfall』シリーズは一人称のシューティングゲームとなっている。『Titanfall』、『Titanfall2』は惑星群フロンティアを舞台に、ロボットであるタイタンを使ってフロンティアの資源を求めて戦争をすることになる。戦争の30年後を舞台にしたバトルロイヤルFPSゲームの『エーペックスレジェンズ』はeスポーツとして世界的にブームになった。
『STAR WARS ジェダイ』シリーズは、映画「STAR WARS」をもとにした、三人称のシューティングゲームだ。プレイヤーの分身のジェダイである主人公を中心にストーリーが展開される。
第1作品目の『STAR WARS ジェダイ:フォールン・オーダー』は好評で終わったが、第2作品目の『STAR WARS ジェダイ:サバイバー』は発売当初パフォーマンス問題による不評が目立っていた。発売から4か月が経過した今は、DLSSに対応して最適化されたり、着々と評判を取り戻しているようだ。
はたして今回の新プロジェクトがシリーズ作品なのかそれとも新規IPなのかは明らかにされてない。今年5月には海外メディアAxiosによるインタビューで、小規模なーチームが新規IPの制作を初期段階で進められていることが判明。また元社員の情報とはなるが、かつて『Titanfall 3』が10ヶ月間にわたり制作されていたものの開発中止となったことが伝えられもしていた(参考:IGN)。
なおアンドリュー・ウィルソン氏はカンファレンスで、Respawn Entertainmentの買収のことも語り、EAによるRespawnの買収は、業界最高のもののひとつになりうると評価。『Apex Legends』と『STAR WARS ジェダイ』シリーズの継続的な取り組みを賞賛している。