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クトゥルフ的世界観のなかで狂気に身を任せ、群がるモンスターを蹴散らすゲーム『Forgive Me Father 2』が発売。手描きで表現された荒々しくダークなアニメーションにも注目

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 チェコに拠点を置くFulqrum Publishingは10月20日(金)、新作ホラーゲーム『Forgive Me Father 2』を発売した。本作は開発途中のゲームをリリースするアーリーアクセス版となっており、対応プラットフォームはPC(SteamEpic Game StoreGOG.COM)。

 税込価格は通常2300円(GOG.COMのみ19.99ドル)だが、本作のリリースを記念してSteamでは11月3日まで、Epic Game Storeは10月27日2時まで、GOG.COMでは10月26日22時までそれぞれ15%の1955円(同16.99ドル)にて購入可能だ。

 また今回の発表にあわせて、ゲームのリリースや内容を伝える新規映像も公開された。

 『Forgive Me Father』はポーランドに拠点を置くByte Barrelが開発し2022年に発売されたホラーFPSである。本作はH.P.ラヴクラフトと彼の作家仲間たちが生み出したシェアード・ワールド「クトゥルフ神話」にインスパイアされており、不気味な触手を体から生やした怪物たちや邪神の復活を目指すカルト信者たちを銃火器でなぎ倒していく。

 本作の特徴として、作中に登場するモンスターやプレイヤーの攻撃モーションなどが手描きのアニメーションで表現されている点が挙げられる。レトロなホラーコミックを思わせる、陰影を強く表現した筆致で描かれるグロテスクなモンスターたちが、攻撃を受けて派手に血しぶきをまき散らす様は爽快感抜群だ。

 今回公開された映像を見る限り、続編となる本作でも前作の特徴をしっかりと引き継いでいるようだ。

 くわえてSteamストアページの記載によれば、本作では狂気を自身の力に変えることが重要な要素としてピックアップされており、「狂気を抱きしめ、自分自身の奇怪な能力の燃料」とすることで、怪物たちへ猛攻を掛けるよう推奨している。

 本作は2024年の正式版リリースを見込んでおり、今後ゲームを“完璧なもの”にするべくさらなるステージや敵、武器などを追加していくとのこと。アーリーアクセスを終了し正式版をリリースする際には販売価格の上昇も予定されているので、興味のある方は本作の無料体験版をプレイするなどしてゲームの雰囲気を掴んだうえで、購入を検討してみてもいいかもしれない。

ライター
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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