木目込み雛人形・五月人形を制作する真多呂は10月24日(火)、「江戸木目込人形 ミニリュウ」の販売を開始した。
真多呂人形は1919年(大正8年)に創立した、木目込み雛人形・五月人形を制作している会社。約280年前に生まれた木目込人形は、神具の柳筥をつくった余材で木彫の人形を作り、表面に溝を彫って神官の衣束の端裂を木目込んだものがはじまりと言われているもの。
木彫りの人形に手作業で筋彫りしたあと、布地を入れ込む「木目込み」をするという手の込んだ制作工程が特徴だ。また、同社では2019年は「ピカチュウ」、昨年は「ミミロル」を制作し、話題となった。
今回制作された「ミニリュウ」は、伝統的な技法を忠実に用いてキュートなシルエットを表現。「ミニリュウ」のやさしい色合いと、人形の素材感がマッチしたアイテムとなっている。
首元に巻かれた水引もアクセントカラーになっている粋な仕上がり。付属する金の屏風と作札で、高級感あふれる存在感を放つ。
お正月はもちろん、1年を通して飾れる本商品。価格は税込1万7600円、真多呂人形会館およびオンラインにて販売中だ。
リリース全文は以下のとおり。
ポケモンの江戸木目込人形 今年はポケモンのミニリュウを伝統工芸品に
株式会社真多呂(東京都台東区上野5-15-13、代表取締役:金林 健史)は、「江戸木目込人形 ミニリュウ」の販売を2023年10月24日(火)より開始しました。
真多呂人形会館及びインターネット( https://www.mataro-doll.com )にて、販売しています。
真多呂人形では「日常の中で伝統工芸を気軽に楽しんでもらいたい」という想いから、2019年は「ピカチュウ」、昨年は「ミミロル」の江戸木目込人形を制作し、大きな話題を集めました。今年は、ポケットモンスターの「ミニリュウ」を江戸木目込人形で表現することに挑戦しました。
「江戸木目込人形 ミニリュウ」は、最高級の木目込み人形を制作する職人たちが、伝統的な技法を忠実に用いて作り上げました。
木目込み人形固有の優しい雰囲気と、ミニリュウが見事に調和し、魅力的な「江戸木目込人形 ミニリュウ」が誕生しました。
「江戸木目込人形 ミニリュウ」は「お正月飾りとして飾ってもらいたい。」「1年間を通じて飾ってもらいたい。」という思いが込められています。
江戸時代の元文年間からおよそ280年受け継がれてきた伝統技法で制作した「江戸木目込人形 ミニリュウ」をきっかけとして、より多くの方に伝統工芸に触れていただきたく、プレスリリースを配信させていただきます。
【江戸木目込人形 ミニリュウ】
価格 : 17,600円(税込)
サイズ : 飾った時 間口150mm×奥行120mm×高さ157mm
本体約 幅90mm×奥行75mm×高さ120mm
セット内容: ミニリュウ、台、屏風、作札
真多呂人形会館 及び インターネットで販売中
URL : https://www.mataro-doll.com/view/item/000000000858
【真多呂人形】
会社名 : 株式会社真多呂
代表者 : 代表取締役 金林健史
住所 : 〒110-8505 東京都台東区上野 5-15-13
ネットショップURL: https://www.mataro-doll.com/
真多呂人形は、大正8年(1919年)創立。
280年受け継がれてきた伝統工芸品である木目込み雛人形・五月人形などを制作しております。
木目込人形とは、今から約280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重という人が、神具の柳筥をつくった余材で、木彫の人形を作り、表面に溝を彫って、神官の衣束の端裂を木目込んだのが、その始まりと言われています。
桐塑でつくられた人形に、ひとつひとつ手作業で衣裳や模様の筋彫りを入れ、そこに目打ちなどで布地を入れ込んで(木目込み)着せ付けいく、大変手の込んだ人形です。
真多呂は、上賀茂神社から木目込み人形の正統伝承者として唯一認定を受けています。
真多呂人形(江戸木目込人形)は昭和53年に、伝統工芸品に認定されました。