KADOKAWAグループは、11月2日に「2024年3月期 第2四半期 決算説明資料」を公開した。
資料の中には、KADOKAWAのグループ会社であるフロム・ソフトウェアの「業績概況」の項目があり、そこでは『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(以下、アーマードコア6)』が国内で70万本を売り上げていることが記載されていた。
『アーマード・コア6』はPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)に向けて8月25日に発売された。
本作はパーツを組み替えて構築した自分だけのオリジナルメカ「アーマード・コア」で一人の傭兵として戦場を駆ることができるアクションゲームとなっている。
主人公である強化人間「C4-621」は独立傭兵として戦場に駆り出され、未知の新物質「コーラル」と、その利権を巡る企業や組織同士の抗争が熾烈化する渦中に身を投じることになる。
資料では「『ARMORED CORE Ⅵ』が好調なスタートを切り、業績をけん引。過去作に引き続き、フロム・ソフトウェアの高い開発力を示す」と言及されている。
国内出荷本数が100万本と人気作となった『エルデンリング』に次いで、『アーマード・コア6』はわずかな期間で70万本を売り上げる大ヒット言える数字が計上された。世界の売上を含めたら、より大きな数字となるだろう。
今後、KADOKAWAグループは『アーマード・コア6』のグローバル展開に伸長を期待するとして、フロム・ソフトウェアのゲーム開発ラインとパブリッシングの範囲を拡大する方針を発表した。
また、2022年2月発売の『ELDEN RING(以下、エルデンリング)』についても、「DLCの開発は順調に進捗」と発表された。こちらのリリース日は未定となっている。
『アーマード・コア6』はPS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)に向けて発売中。
堅実に名作を積み重ねていくフロム・ソフトウェアの今後の活躍から目が離せない。