パブリッシャー(販売元)のMYTONAは、ロシア・ヤクーツクのFntasticが開発するオープンワールド型の大規模オンラインサバイバルゲーム『The Day Before』を日本時間12月8日(金)に発売すると発表した。あわせて、本作の名称に関する知的財産トラブルの解決とSteamストアページの公開も伝えられている。
本作は開発のテストを兼ねた早期アクセス版として39ドルで配信される予定。なお、製品版のリリース時には家庭用ゲーム機版(PS5/Xbox Series X|S)でのリリースを予定しており、Steam版の販売価格も49ドルに上昇する見込みだ。
https://twitter.com/playdaybefore/status/1719764076321182158
『The Day Before』は、破滅的なパンデミックに見舞われた現代のアメリカ東海岸を舞台に、コロニーの一員として探索におもむき、できるだけ多くの戦利品を持ち帰り人類コミュニティの再建を目指すオープンワールド型の探索サバイバルゲームである。
本作では怪物と化した感染者や略奪を目的とした別プレイヤーとの戦いが各地で繰り広げられるほか、空腹や水分量をはじめとした健康管理の要素も存在。うまく戦利品を持ち帰り、コロニー独自の通貨「ウッドベリーコイン」を集めれば武器の改造や装備品・飲食物、果てには車や自分の家も持てるという。
2021年1月に開発を発表し注目を集めた本作だが、一方では過去に公開された映像と既存作品が類似しているとするクオリティへの指摘や、同名のカレンダーアプリを開発した韓国の開発者との商標トラブルも発生。新型ゲームエンジン「Unreal Engine 5」への移行を含む作品のブラッシュアップや裁判への対応などに追われたことも重なり、複数回の延期を実施していた。
作品の公式Xアカウント(@playdaybefore)から出された声明文では「知的財産裁判所の判決」による商標トラブルの終息が明らかにされており、いよいよ早期アクセス版におけるリリース準備の段階へと突入しているようだ。
#thedaybefore pic.twitter.com/2q98hE1i9f
— Fntastic (@FntasticHQ) February 12, 2023
『The Day Before』は日本時間12月8日(金)に発売される予定。本作は日本語への対応も示されているため、興味があればチェックしておくとよいだろう。