韓国に拠点を置くAction Squareは11月28日(火)、同社が開発中の新作アクションゲーム『Dungeon Stalkers(ダンジョン・ストーカーズ)』のプレイテストをPC(Steam)向けに開始したことを発表した。期間は12月4日(月)までを予定している。
また今回の発表にあわせ、プレイテストの開始を告知する新規映像も公開された。
『ダンジョン・ストーカーズ』のなかでプレイヤーはそれぞれの動機でダンジョンに挑む“ストーカーズ”を操作し、ダンジョンで財宝を集めて生還することを目指す。ストーカーズにはダンジョン探査の任務を帯びた騎士「ヒルダ」やダンジョンから戻らない娘を探すハンター「ウルド」、自身の病を癒す薬を求める盗賊「リオ」など、プレイテストの時点では個性的な6人のキャラクターが用意されている。
本作においてプレイヤーは3人1組となり、ダンジョン内に潜むモンスターや居合わせた他プレイヤーと戦いつつ、ダンジョンからの帰還方法であるポータルを探す。昨今では『Dark and Darker』や『Escape from Tarkov』が開拓した「PvPvE」ジャンルの一作だが、本作の特徴としてゲーム内が三人称視点になっている点が挙げられる。
一般的に、三人称視点は一人称視点と比べて近くの敵と自身のキャラクターの距離を立体的に把握しやすい。そのため、既存の一人称視点PvPvEと比べて近接攻撃を当てやすくなっていることが想定される。
また、本作はストーカーズのキャラクターモデルにもこだわりが見られる。自身が操作するキャラクターのビジュアルを鑑賞したいという方にとっても本作の視点は効果的だろう。
さらに、本作に用意されたふたつのゲームモードのうち一方は「監獄ダンジョン(協力)」と命名されており、PvE(対モンスター戦闘)に焦点を当てたゲームモードとなっていることがうかがえる。
ほかにも、ショップに「ポータルスクロール」と呼ばれる“脱出ポータルの生成”をおこなうアイテムが売られていたり、異なる属性の攻撃を組み合わせることで戦闘を有利に進められる要素があったりと、PvPvEジャンルの隆盛を踏まえてさらにプラスアルファの味付けを施しているようだ。
個性的な“ストーカーズ”を操作してダンジョンに挑む三人称視点のPvPvEゲーム『ダンジョン・ストーカーズ』は12月4日までPC(Steam)にてプレイテストを実施中だ。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
Action Square、「Steam Festival 2023」第1週目ダンジョンストーカーズプレーテスト実施
2023年 11月 28日 – Action Squareは今年開催するSteam Festivalの第一番目の作「ダンジョンストーカーズ」のプレーテストを開始すると28日明らかにしました。今回の「Action Square Steam Fest 2023」は今週から3週間にかけて行われる予定です。
ダンジョンストーカーズは昨年8月にAction Squareに合流した実力派開発者のハン・デフンPDが率いるスタジオHGで開発を担当しています。最近脚光を浴びているダンジョンクローラージャンルとバトルロアイヤルジャンルが融合したゲームで、今月28日午前9時から一週間の間プレーすることができます。
今回のテストではPvP(プレーヤー同士の対決)とダンジョンの探検PvE(プレーヤー対モンスター、環境)が融合した PvEvPモードとボス戦を披露します。また、6つのキャラクターをプレーすることができ、さまざまな選択と組合せでお楽しみ頂けます。
Action Squareはダンジョンストーカーズのプレーテスト日程に合せて公式Youtubeを通じてプロモーション映像も用意しています。プロモーション映像には今回のテストプレーでお楽しみ頂けるエキサイティングなダンジョン探検の模様を生々しく映し出しています。
ハン・デフンPDは、“ダンジョンクローラージャンルをお待ち頂いているユーザーの期待に応えられるよう面白いゲームを作るために開発チーム皆が頑張ってきました“として”今回のテストを皮切りにユーザーの方々とゲームの方向性についてコミュニケーションを取りながら開発していく予定“と伝えました。
Action Squareはダンジョンストーカーズのプレーテスト期間中に Twitchライブを通じて開発者と直接コミュニケーションする場を設けるとしています。この他にも行われる様々なイベント情報はフェスティバル公式ホームページ(https://steamfest2023.action2quare.com/)を通じてお届けしています。