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障がいを持つプレイヤーでも操作しやすいPS5の「Access コントローラー」が発売。ボタン配置やスティックのサイズを調整可能で、2023年度の“グッドデザイン金賞”も受賞した新商品

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は12月6日(水)、PS5用の新商品「Access コントローラー」の販売開始を発表した。税込価格は1万2980円。

Access コントローラーは、プレイヤーのニーズに合わせてボタン配置やスティックのサイズなどを調整可能な“アクセシビリティコントローラー”である。SIEの社長兼CEOジム・ライアン氏は同社のサイト上で「あらゆるプレイヤーがゲームを楽しめる未来を実現する」という目標を表明しており、本コントローラーはその一環として、障がいのあるプレイヤーでも操作しやすいコントローラーを目指して開発された。

プレイヤーはそれぞれのボタンのサイズを変更できるだけでなく、各ボタンを押した際に入力される信号の割り当てもカスタマイズすることができる。先の10月には、公益財団法人日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞において、「グッドデザイン金賞」を受賞し話題を呼んだ。

今回の発表によると、本コントローラーはプレイヤーが手で保持し続ける必要がなく、机の上や車椅子のトレイなどに据え置いた状態で使用可能となっているとのこと。

また、公式サイトに掲載された「Access コントローラー 徹底ガイド」によると、最大2台のAccess コントローラーと1台のDualSense ワイヤレスコントローラーを組み合わせ、単一の仮想コントローラーとして使用できるため、周辺機器との連携や、複数のプレイヤーが協力しながら操作をたのしむことも可能だという。

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ちなみに、弊誌では過去にAccess コントローラーの先行体験会に参加し、その様子をレポートとして掲載している。興味のある方はこちらの記事もご一読いただき、購入を検討してみてもいいかもしれない。

プレスリリース全文は以下のとおり。


PlayStation 5用のコントローラーキット、Access コントローラーの販売を開始

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、本日12月6日(水)より、
日本国内においてPlayStation 5用のコントローラーキット、Access コントローラーの販売を開始いたしました。
希望小売価格は12,980円(税込)です。

Access コントローラーは、プレイヤーの多様なニーズに合わせてカスタマイズできるアクセシビリティコントローラーキットです。
アクセシビリティコミュニティーの意見を取り入れながら、あらゆる方が、より簡単に、快適に、そして長い時間ゲームをお楽しみいただけるように設計されています。
また、ボタンレイアウトをご自身の可動域に合わせて調整でき、また付属のスティックキャップを交換することで、快適なプレイスタイルを実現します。

Access コントローラーは、手で保持せずに据え置きの状態で使用でき、机の上や車いすのトレイに置いたままプレイ可能です。AMPSマウント※1や三脚に簡単に固定でき、360度回転調整できるため、最も快適な角度で使用できます。
※1 AMPSは、アクセシビリティ周辺機器などを機器に固定するための取り付けネジの業界規格です。

以下、公式サイトおよび 徹底ガイドもご参照ください。

Access コントローラー 徹底ガイド
https://blog.ja.playstation.com/2023/12/05/20231205-access/

Access コントローラー 公式サイト
https://www.playstation.com/ja-jp/accessories/access-controller/


編集者
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。
Twitter:@reUQest

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