二人組のゲーム開発サークルNAYUTA STUDIOは12月7日(木)、同スタジオの新作ホラーゲーム『ウツロマユ』をPC(Steam)向けに発売した。税込価格は通常1480円だが、期間限定のリリース記念セールが実施されており10%オフの1332円にて購入可能だ。セール期間は12月14日までを予定している。
Steamにて1980年代の日本を舞台にした
— UTUTUYA@ウツロマユSwitch版発売中 (@SbbUtutuya) December 7, 2023
3D和風ホラーゲーム
「ウツロマユ – Hollow Cocoon -」をリリースしました。
価格は1480円で、初見プレイでエンディングに辿り着くまでのプレイ時間は3~4時間程を想定しています。
▼Steamストアページhttps://t.co/QCkhyJtck4#unity3d #gamedev #indiedev pic.twitter.com/PxhrukU9Id
『ウツロマユ』は1980年代の日本を舞台とした作品である。作中でプレイヤーは祖母危篤との知らせを受け、田舎の村へとやってきた男子高校生「陣場湊(じんば みなと)」を操作し、亡母の故郷である一ノ瀬村を探索する。
Steamストアページに掲載された紹介映像では、人類が家畜化に成功した飛べない蛾「カイコ」に関するエピソードを厳かに語るキャラクターのモノローグが挿入されており、本作を読み解くうえで重要なファクターとなりそうだ。
先の10月には本作の無料体験版が公開され、大きな話題を呼んだ。
開発者のUTUTUYA氏が自身の公式X(旧称Twitter)アカウントで発信した内容によると、本作の製品版と体験版での仕様面の違いとして、「ライセンス曲をミュート」する機能が削除されている。これは権利者の協力を受け、楽曲をYouTubeなどで公開可能となったための措置であるとのこと。
くわえて、本作の作中に登場するテレビ番組の内容を海外のプレイヤーにも伝えるため、製品版ではテレビ番組を視聴した際に字幕が表示されるように変更された。テレビ番組の数自体も、製品版では体験版の2倍以上に増量されている。
TV番組の内容が海外の人にはさっぱり分からないという事に今更ながら気づいたので、製品版ではTVにも字幕が表示されるようにしました。
— UTUTUYA@ウツロマユSwitch版発売中 (@SbbUtutuya) November 29, 2023
見られる番組の数も製品版は体験版の倍以上になってます。(特定の条件でしか見られないものも含む)#ウツロマユ #ホラーゲーム #Unity #indiedev #gamedev pic.twitter.com/AjB2g6gQ2s
ちなみにUTUTUYA氏によれば、無料体験版の公開時にはフォーラムを経由して数多くの意見が寄せられており、なかでも意見の多かったもののひとつとして本作に登場するミニゲーム「10円ゲーム」のコントローラーによる操作が挙げられていた。
結果として、製品版や最新の体験版ではUTUTUYA氏が当初想定していた操作方法だけでなく、よりユーザーが自然に感じると思しき操作方法も選択可能になっているという。
10円ゲームがコントローラだと微調整できないという意見を多く頂いて、調整できるはずなのにおかしいなって思ってたけど、多くの人には①スティックを倒す方向じゃなくて、②スティックを倒す強さでレバーが同期される方が自然だったみたい
— UTUTUYA@ウツロマユSwitch版発売中 (@SbbUtutuya) December 4, 2023
製品版と最近の体験版ではどちらの操作も可能に修正しました pic.twitter.com/OUKYK0pi6l
田舎の村を探索し、隠された真実を明らかにする一人称視点のホラーアドベンチャーゲーム『ウツロマユ』は12月7日より発売中。税込価格は通常1480円のところ、12月14日までの期間限定で10%オフの1332円で購入可能だ。