有志のMOD制作チームであるTeam FALONは12月24日、『フォールアウト4』のロンドンを舞台にした大型MOD「Fallout London」を海外時間でGUIも刷新し、イギリスらしい独自のストーリーや15の新マップ、53のメインクエストを収録。長きにわたる開発期間を経て、週末世界のイギリスを遊べる日も近そうすると発表。あわせて新映像を公開した。
「Fallout London」はアメリカを舞台とする本編とは異なり、週末世界のイギリスを舞台とする大型のMODだ。2017年より開発されており、これまでに約200人のスタッフが開発に携わっている。Team FALONによると『フォールアウト4』のMODとしては史上最大の規模となっている。
作中では「イギリスらしさ」が随所にちりばめられており、独自のシナリオのほか、オリジナルのマップや登場人物、アニメーション、クリーチャー、組織、アイテムなど多彩なコンテンツを楽しめる。「ヴォルト・ボーイ」が多用された携帯用のコンピューター「ピップボーイ」に関しては大体のアイテムが用意され、結果としてGUIも本作独自のデザインを採用している。
（画像はFallout London – Official Release Announcement – YouTubeより）
メインクエストは53個、サイドクエストは35個用意され、15のエリアがラインアップ。戦闘においては実際の「銃規制」を踏まえて重火器が少なく、『フォールアウト4』の戦闘を引き継いだ「近接戦闘」をフィーチャーしたものとなる。
また、作中には議会の貴族、復活した円卓の騎士、革命家のカルト集団なども登場する。さらに、資源を巡る戦争がイギリスの階級社会に与えた影響や戦前のヨーロッパの歴史なども描かれ、存分にポストアポカリプスなロンドンを堪能できそうだ。
（画像はFallout London – Official Release Announcement – YouTubeより）
なお、本MODをプレイするには「フォールアウト 4」本編とすべてのDLCを所有し、新たなセーブファイルを作成する必要があるという。
『フォールアウト4』やDLCは1月5日まで開催されるSteamウィンターセールの対象となっているため、未所持の方は購入してみてはいかがだろうか。
